ここはパリかな？
なんて一瞬思っちゃったけど、
いやいやパリではございません。
東京は北区、板橋駅のすぐ近く。

パン屋さんでも、
お菓子屋さんでもなく、
なんとなんと、集合住宅。
この素敵な作り込み！

一人暮らしで家に帰るときって、
なんだかちょっと寂しくて。
でも、こんなエントランスなら
毎日楽しく帰ってこれそう。

乙女心をくすぐる
淡いパステル調の壁や扉。

「Je suis rentrée.」（ただいま〜）なんて、
フランス語なんて喋れないのに気分だけはパリジェンヌ。

オシャレなパリっ子は
洋服にもこだわりがあって。
この長いポールが
わたしのクローゼット。

量はそんなに必要なくて。
シンプルに自分らしく、
着飾りすぎないのがパリジェンヌ。
だから収納も、
これだけあれば十分。

朝はフルーツ、
お昼は近所のパン屋で
バケットとエッグを。

フランス人はみんな、
ランチやディナーには時間をかけるからこそ、
キッチンはしっかりないとね。

キュートな蛇口もついていて。
お皿洗ってるときだって
ついつい鼻歌うたっちゃう。

この細部のこだわりよう。
はてさて、パリのどこかしら。
いやいや、ここは板橋だったわ。

こんなサニタリールームだと
眠たい朝も気分はルンルン！

お休みの日の朝は、
いつもより濃いめの口紅をつけて。
憧れのあの人と恵比寿でデート。
埼京線だと1本でいけちゃうのよ。

ちょっと曲がったこの廊下も、
なんだかアパルトマンのよう。
土足は厳禁だけども、
この廊下にお気に入りの靴を
並べたくなるなぁ。

共用廊下もこの通り。
ヘリンボーンにアイアンの手すり。
心揺さぶるこのつくりに、
外に出るまでスキップしたくなる！

こうして眺めてみても、
乙女心をくすぐるエントランス。
憧れの生活、北区にあったのね。