「もしもし僕、ごめん、今から家に利休先輩がくるから、茶の湯の準備頼めるかな…」 旦那さまが茶人の場合、困るのが急な茶の湯です。

なんたって、茶室がない！ ヒラ茶人は大抵アパート住まいで、そうそう茶室は持てません。とはいえ、旦那さまの先輩の頼みは断れない…

そんなお悩みを持つ茶人の奥さまに朗報です。こちらのお部屋なら、お気軽にマイ茶室が手に入るのです！

リビングの真ん中に輝く「Japanease Room」の文字。 こちらが本日の主役です。

洋室の真ん中に突如現れる、なごみ空間。

ここだけ見ると、外をフローリングに囲まれているとは思えません。 四畳半の畳、光を取り込む窓…と、さながら茶室のよう。

いつもは明るいリビングが広々と見渡せる和室ですが、

扉を閉めるとそこは別世界に。

心静かにわび茶の世界にひたる一方、 扉の向こうでは奥さまが夕飯のハンバーグを焼いている…なんて、 世界観の2種盛りも可能なのです。

キッチンも広々ですから、お料理もはかどります。 たくさんの収納には茶菓子をみっちりストックしておきたい。

他の見所もチェックしておきましょう。 すっきりと四角いお風呂場からは 華美な装飾をしない、日本ならではの潔さを感じます。 わび さび というやつです。

洗面台は現代の手水鉢といえましょう。 収納力も抜群の様相です。

トイレは個室タイプ。 その居心地は、利休先輩も侘びの境地に至るレベル。

急な茶会に対応できて、 ハンバーグも振舞う手厚い歓迎。 こんなお家なら、ご主人の評判はうなぎのぼり間違いなし！

茶聖を目指すご家庭も、そうでないご家庭も、夫婦円満に一役買ってくれそうなお部屋です。