いいもんだ、と書きましたが、
とくに経験したことはないです…。
いつもの空想ですよ、空想。

この間取りなら夫婦やご家族の
お部屋だけれど、よく考えたら、
都心のワンルームを借りたって、
このくらいのお家賃ですから。

もしかしたら郊外で、
なにも使っていない部屋のある
一人暮らしなんてのも、
気分かなあって思ったのです。

一階なんですね、ここ。

一階には一階の風情がある、
というもの。ここで一服なんて。
のんびりやってるイメージです。

二面採光のリビング。
もしかしたらずっと、
このへんにいるかもしれない…。
ヤマグリの床にぺたんと。

料理はけっこう好きだから、
ワンルームではちょっとない
キッチンで、休日にいろいろ試す。
ありな気がしてきたぞ…。

だけどダイニングは、けっこう
がらーんとしちゃってたり…。
（この感じが味わいたい）

よいしょ、こっち、
収納しか使ってないんだよね。
みたいな…。

ふと恋人と居づらくなっちゃった
友人を、泊めてあげたりする。
「しばらくいていいよ」なんて、
なかなか言えないセリフな訳。

で、自分はこっちで眠る、と。
洋室２部屋ありますからね。
もしかしたら、数ヶ月前までは
二人暮らしだったのかなあ…。

二人なりに話し合って、
お互い納得して、片が付いて、
家ががらーん、としちゃった。
そういうケースもありますね…。
（つらくなるからやめよう）

一人でも、家が広く感じても、
規則正しく歯ミガキするのです。

同じ時間にお風呂に入って、
なにも考えずにベッドに就く。
「やっぱりここ、広いな」って。

なんとなくそれにも慣れてきたし、
不意打ちで訪れる何かを受け止める
準備もしている…みたいな。

そんな物語の始まり方。
空想ですって、空想。