おや、先端が尖った部屋なんだ。
それもいいけど、
床の照りっとした手触りがいいな。
もしかして、また加点法で評価したら
とんでもない点数になるのかな。

ね、いいでしょう。
しかもこのコントラスト。
木目の温かみと無機物の冷たさ。

さっきの尖ったお部屋が、
日々を過ごすメインの場所かな。
ロフトで寝てもいいけど、
寒暖差激しいから、荷物置きがいい。
トイレとお風呂が別のスペースで、
個人的には良かったな、って思う。

おじゃましまーす。
玄関を入ると、まずは階段。
もうこの時点で引き込まれてる。

登ってきました。このあたりにも、
ちょびっと荷物置いておけそう。

朝は余裕を持ちたいし、
夜はあんまり飲みすぎないように。
この階段でコケたら、痛そう。

下駄箱には鏡も備え付け。
靴って意外と場所を取るんだよね。

奥の部屋から玄関を見たところ、
たまらないワクワク感、あるでしょ。
上にロフト、下にクローゼット。
他の部屋ならここがスター選手だ。

クローゼットはクローゼットでも、
ウォークインクローゼットなんだ。
この容量あれば、ばっちりかな。

これは…ここに引きこもりたくなる。

お、テレビアンテナがある。
それじゃあ、お休みの日には、
毛布をここに引っ張り上げて、
日がな一日ぼんやりしようよ。

ようやくこちら、奥はリビング。
このトンガリがこの部屋のメインだ。
実際問題、どう使ったら「ぴったり」
ハマるんだろう。
パズルゲームみたいに暮らしを、
自分の生活を、考えてみたい。

ダイニングテーブルと椅子を置いて、
ここでご飯食べて、のんびりする。
この角度から見たら、
ごくごく普通の部屋なんだけどな。

キッチンにタイルが使われてるの、
可愛らしくて好きだ。
IH2口に小さめのシンク、
いかにもひとり暮らしという雰囲気。

バルコニーはないけれど、
窓から見える風景はこれ。
そうそう、このお部屋は、
線路の目の前にあるんだった。
街の音の中に住むって感じなのか。

たまにうるさいかもしれないけど、
たとえば、こういう共用部の雰囲気が好き、
そういう理由で決めちゃうとか。

この外観も、なんだかいい雰囲気だ。
どこが許せなくて、どこが好きか。
部屋を選ぶのって、そうだな、
人付き合いにも似てるんだろうな。
なんて、そんなかっこいいことを
言いたくなる雰囲気がある部屋だ。