このベッド…動くぞ…!
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
ベッド、上下好きな位置に固定できるから。 苦しゅうない、面を上げい。な角度も。 ははーっ。な角度も。 ご自由にどうぞ。
毎日ちょっと違う景色を見ながら寝るって、非日常的でワクワクすっぞ。
このお部屋、5帖ワンルームと小ぶりなので、ベッドの下に色々収納できるように可動式にしたんですね。オーナーさんの気遣いだ。 ついでに水周りも上から目線で見ておきましょう。苦しゅうないぞよ。 ドアの赤枠が部屋のアクセントカラーになっててかわいい。 間取り図にもしっかりベッドが書かれている、圧倒的存在感。
このお部屋は荒川区の熊野前という町の、商店街にめっちゃ近い場所にあります。この商店街がね〜、良いんですよ。
私の知人は何名か、この商店街に惹かれてこの町に引っ越して来ています。
ご近所さん同士が立ち話しする間を通り抜けながら歩くと、おでんやコロッケの良い匂いが漂ってきてお腹がぐるるる。
魚屋さんが声張り上げる中、夕飯の献立を考える。うーん、今日はあの居酒屋で軽くつまんで帰るのも良いかも。
遅く起きた週末は、商店街の「こひきや」さんへどうぞ。スタバのない荒川区でフラペチーノを飲みたいなら、このお店で決まり。気さくなオーナー夫妻とお喋りしてね。
いい意味で観光地化していない商店街を味わえる、下町ライフが手に入りますよ。帰宅したら動くベッドも待ってることだし、楽しいに決まってるじゃん。
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e