1990年完成の名作マンション、
泰山館の唯一のワンルームだそう。
一度、住んでみたかった方、
チャンスではないでしょうか？

おなじみ、どこか異国情緒のある
デザインと豊かな植栽。
ワンルームでも共用部は同じ！
って、なんだか得した気分かも。

泉幸輔氏による設計は、
パタン・ランゲージという理論に
もとづいているんですね。
全34戸ですが、同じ間取りは
ひとつもないという。すごいな。

そんな泰山館、ここがただ一つの
ワンルームの間取り。これがまた
けっこう変わっていますね。

天井の低くなった、
３帖の畳スペースが特徴的です。
おもしろいなあ。これを一つ一つ
設計していったのかと思うと…。

掃き出し窓からでられる
ルーフバルコニーが壮観ですよね。
これは特別感がある。

こう見ると三つ口が開いてますが
左が３点ユニットのサニタリー、
中央がキッチン、右は玄関へ…。
となっているようです。
それに、２帖のロフトがあって。

このあたりは普通のワンルームの
発想というか、泰山館バージョン。
でも、ビンテージの風格。

キッチンも広くはなさそうだし、
電気コンロだし３点ユニットだし、

でもいちばん右の一枚を見ると、
これは玄関ドアでしょうか、
五角形のかたちやタイルのあしらい
廊下のデザインや脇のベンチなど、
やはりものすごく美しい。

この環境を堪能できると思うと、
とてもいい選択だと感じる…。

贅沢なんだか、お得なんだか、
そのあたりの値踏みが愉しい、
ビンテージ建築のワンルーム。

これはおもしろい出物ですね。

おはやめに。