部屋のすべてがテトリスに見えてくる。
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
テトリスを積み上げたような階段の先にはロフト━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!! しかもテトリス、収納もできます。いい子だねえ…。
そしてロフトの下は書斎のような空間になっています。カウンターが設置されてるので、机にしても棚にしてもいいですね。 左側は広めのクローゼットになっています。
こんな面白い空間を作っておきながら「書斎?収納?それともリビング?どう使うかはあなた次第だよ」ってやや投げ気味な態度が垣間見える気がするんですけど…
そこが良いですよね…住みこなしてやろうじゃないの…。 それに見て下さい、右側の細長い二連窓。水色のI-テトリミノじゃないですか。そのまま下におろしたら初段が消滅しそう。
部屋の真ん中に黒い柱をドンッと配置したのもカッコいいです。遊ぶところとキュッと締めるところを分かってる。 もうひとつ、この部屋のやや高飛車感が感じられるのが、トイレ。蛍光ピンクの壁紙なんです。 かわいいけど、人を選ぶような…あっ、ちなみに私は好きです。
鏡と洗面台が別になっているとこにこだわりを感じます。すっきりとした見栄えをきちんと気にしているな〜。 かたや、お風呂は重厚感あるダークブラウンでしっかり広め。テトリス連呼したせいで、鏡や棚までテトリスに見えてきました。 キッチンもお風呂と色合いをあわせてます。締めるところは締めてくるデザインなのね。 それにIHコンロなのは嬉しいなあ。 キッチン上下にちゃんと収納扉があるのに、加えて床下収納まであります。懐が深いお部屋だ。 冷蔵庫と洗濯機スペースも確保。キッチンとリビングの間が仕切られているから、生活のハレとケをしっかり分けることもできそうですね。 玄関広いなあ…と思ったら、天井にたっぷりしまえるシューズボックスが! しかも、例のI-テトリミノ窓があるから明るい。これは好感度高いです。 外観もテトリスに見えてきた…。
あ、家出てすぐに自動販売機があるの、地味に嬉しい。夜中にどうしてもアレが飲みたくなった時、呑み会の買い出し係になったとき、便利です。
それにしても南千住は新築ラッシュですね。いま新しい町を築いてる真っ最中ですから。どんなポップな方が住むのだろう。
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e