さあ、いかがでしょう？！
なんて言われても、
困ってしまうと思います。
なにしろ、この柱の森。

木造戸建のスケルトンという、
ちょっとめずらしい物件。
ここを愛でるには、
それなりの想像力が必要です。

あまりにも愛するがゆえに、
「生の物件」にふれてほしい。
本当の自由を感じるために、
ここからリノベしてほしい！
…という、リビタさんの提案。

これは上級者向けですね笑
断熱材、丸見えだからなあ、

でもでもこちらの物件、
じつは知れば知るほど、
ポテンシャルを感じるもので、
まず一階が店舗だったのです。

しかも、立地は目黒通り、
油面の交差点を入ったところ。

こんな風に、名残があって、
カフェだったんですね。

ほら、だんだん絵が浮かぶ、
というか、イメージできる、
ここから未来を想像する愛で方。

ここ、一階がお店ですね。
商売やりやすい場所だと思う。

その脇に吹き抜けになった
あかるいスペースがあって、
こちらで仕事ができそう。
お店と一体になったオフィス、
という目黒通りらしい使い方が
自然と浮かぶ空間なんですよね。

奥から二階へ上がれるのですが、

天井が高く、広いリビングや
にぎやかなアトリエのような
用途だったら気分がよさそうで、
さらに最高なのが、上の通路…。

ここから。

この木の骨組みだけで
なにを妄想しているんだ？！と
いわれちゃいそうですが、
ほら、まだ上にあがれて……

こんな風に廊下が渡してあり、
天窓がのぞいている、という。
気持ちよくないですか？

その先はルーフバルコニーで、

こうやって見下ろしながら、
おっかなびっくり歩きますと…

こーんな場所にでる、
これはくつろげますよねえ。

スケルトンなだけに余白があり
自分で物件そのものを感じながら
ここはこう過ごせそう、なんて
作っていく、未知の快感があって

そうだ、ここ一棟つかって、
たとえば友人たちと
かっこいいことできないかなーと
掻き立てられるのです……。

そういう愛で方。

ちなみに間取り図はというと、

「古家あり」とあるだけで、
いま見てきたのは何だったんだ？
という、幻っぽいかんじが好き。

リノベのその先の向こう側にある
スケルトン…。おもしろかった！