元が下宿だったというこの建物。
建て替える前の実家には下宿の大学生が暮らしていたという話を思い出して、ちょっと興味が出ちゃったんです。

かなりレトロなフォントの看板は「下宿グリーンヒル高丘」。
グリーンヒル、だから緑色なのかな…？

この、お寺の事務所みたいな玄関にきゅーんと来たんです。宿として運営されていたからか、公共の施設のにおいがする。
引き戸のドア、ガラスはいつもピカピカにしておきたい。誰が来たのか、きっと気配で分かるようになる。

これは2階の廊下だけど、1階も同じような風景でしょう。
掲示スペースと、部屋番号と。冷蔵庫も見えるけど、これは食堂まで降りて来るのが面倒な人向けだったのかな。

個室には、窓とポール。このポールは部屋干し用かな…？いや、カーテン用？
何に使うか入居者次第。とりあえず、この照明は取り替えたい。

窓側から部屋を見たところ。収納は、押入れの扉を取っ払った感じなのかな。
押入れ特有の棚も取り払って良さそうだけど、それは購入者のセンスと判断におまかせします。

一度間取り図を見ておこう。部屋数、結構あるんだな。
壁を抜いて広い部屋を作る、とかも面白そう。トイレの隣の部屋は倉庫にするとか、色々使い勝手を考えたくなる。

このお風呂の雰囲気、私は好きです。こういうレトロさは嫌いじゃない。
大浴場ではないから、かわりばんこで入ってもらおう。

昔の小学校の雰囲気がある洗面所。
1階と2階は同じような感じかな？鏡は大きいものを一枚、ドーンと設置したほうが便利そう。

キッチンはこちら。広くて大きいシンクにガスコンロ。
カセットコンロが足されてるのは、とにかく大量にご飯を作る必要があったからでしょう。
スペースも広いし、調理しながら洗い物、なんてことが楽に出来るスペースだと思います。
できた料理は真ん中のテーブルに並べていって。

すぐ隣の食堂とは引き戸で仕切られているようなので、普段は開け放っておいてもいいのかも。

この緑色は、変えるのか残すのか。苫小牧の景色とお財布と相談して決めましょう。
夕飯時、風呂も入って自室でのんびりしているところに「ごはんができたよ〜、降りておいで〜」なんて声が聞こえる下宿、いいと思うんです。