こんな景色なら、何時間でもぼーっと見ていられる。
まるで旅館にでもきたような景色が、自宅で見られるなんて...！

縁側の床も当時のままなのか、渋い表情をしています。窓いっぱいに見える緑と、古材の雰囲気が相まってか、時代さえも錯覚してしまいそうな空気。

こちらの物件、いつ建てられたかも不詳なのですが、しっかりと造られて居て古さを感じさせません。きっと丁寧に住まわれていたのでしょう。

1階には23帖ものリビングと、洋室がひとつ。2階は約10帖の畳間がつづきます。

広々としたリビングからも、緑一面の景色。風も通り抜け、なんとも気持ちの良さそうな空間です！

縦長の間取りのおかげで、家具のレイアウトはしやすそう。
ダイニングテーブルからも、この窓の景色が見れるつくり。毎日の朝ごはんも、なんだか贅沢な気分に。これが日常だなんて、なんて羨ましい...。

キッチンも、古さはありますが雰囲気抜群。上の戸棚も良い味がでてるし使い勝手もよさそうですし、こだわりの食器も画になります。

そしてなにより、トップライトがあることによって明るく照らされているのに驚き！建築当時からあったのでしょうか？秀逸なデザイン。

そしてもうひとつ、個人的にどストライクなデザインがこちら。

古さと新しさのMIX感がたまりません...！多角形の鏡が絶妙にマッチしていて、照明や水栓との相性も良い。

木製の扉を残しつつ、透明なカーテンレールを設置してるラフさもすごく好み！

お風呂も、決して広くないながらも、味わいのある佇まい。タイル張りの丸くなった天井なんて、胸が苦しくなっちゃう...。冬はやや寒そうですが、それもまた古民家暮らしの醍醐味。

1階の洋室は、玄関すぐ横で階段への通過場所。趣味の部屋にしても良いし、書斎や仕事部屋としても。使い方はいろいろありそうです。

階段をのぼると、オール和室。
二人暮しであれば、ベッドは奥の小部屋に置いたとして、手前は何の部屋にしよう？リビングとは別にソファを置いて、ゆっくり読書する場所にしても最高に贅沢。
小さなお子様がいる家庭でも、和室なら安心して遊ばせられそうです。

あぁ...何度見ても素敵な景色。四季折々の表情をこんなに身近で感じられるなんて、旅館でもなかなか味わえません。

京都は日向大神宮の近く、隠れ家スポット「京の伊勢」としてパワースポット＆ハイキングコースとして人気とのこと。
日向大神宮までの道のりの途中では、山の送り火の「左大文字」と「船形」が見られるそう！

駅からも徒歩圏内。日本らしさ、京都らしさの詰まったこんな古民家、なかなかお目にかかれませんよ。