これは…すごく色んな事を考えさせられる扉です。まず自分がここに住むとして、一体この扉をいつ閉めるのでしょう。眠るとき？人が来る時？でも、透けてるし…。

それから、ここに友達が住んでいて呼ばれたのなら。え、寝室透けてる！オープンだけど見てはいけない気がする！という思考になって目線は常に下。だって、透けてるんだもの…。

原宿にある有名なマンションです。ああ、見たことある！外観も特徴的だけど、やっぱり中も普通じゃないんだ。

コンパクトな空間を、こうして1LDKに仕切ってあるのがすごくおもしろいですよね。図面のように、L字型リビングの中間にテーブルと椅子を置いたり、こんなスペースが設けられるのもこの間取りならでは。

そうそう、ここです。写真で見ると結構広そうだし、長机を置くのも良さそう。

こちらがリビング。ああそうか、扉が透明だと、バルコニーからの光が寝室へと通っていくわけですね。

物珍しいものをすぐに「使いづらそう」とか否定しちゃう感じ、年をとったのかしら。嫌だ〜。

でもやっぱり、寝室の扉を透明にする事に至った経緯、聞いてみたい。開放的だからというだけじゃなくて、きっと、こうだからどうしても実現したかった！という意図があるはず。

他のスペースを見ていても感じるんです。ここはこうあるべき、ていうのがはっきりしている物件で、

生きる上で食が1番大切！キッチンをとにかく広く！設備を充実させて！

トイレと洗面所、そんなに使わないからぎゅっとでいい！

でもお風呂はバーンと広くなくっちゃ！

で、寝室の扉は透明ね！みたいな…。ああ、どんな人が作ったんだろう…。

とりあえず、物件の事を考えるいい勉強になったので、そろそろおいとまします。

時代の先駆けとなった秀和レジデンス。今も新しい暮らしを提案し続けているのですね。