私は、みんなが想像するような1人暮らしとは、少し違う暮らしをしているのだ。というのは、1人暮らし向け物件にはあまり付いていないものを必須条件にしたから。せっかくの1人の時間、家に帰って休まるだけじゃなく、家に帰って楽しみたいでしょう。

そんな条件が揃っていたので見に来た物件。実は外観から一目惚れしてました。

ここで、1人の時間を楽しむ必須条件の発表です。

①洗濯機置き場が中にあること
②キッチンは２口ガスコンロ
③バストイレ別で、追い焚き機能付き
④収納は大きくしっかりしたもの
⑤ロフト付き（かなり重要）
⑥椅子や小さなテーブルを出せるバルコニー（最も重要）

ね、叶っているでしょう。

玄関入ってすぐの洗濯機置場。狭いけどこれはしょうがない。
こういうスペースに、かわいいランドリーバッグを下げてる友達がいるんです。狭くて暗い玄関が、それで少し明るく見えたの。マネしようっと。

次はキッチン。本当は、玄関から居室までの通路にキッチンがあるのって、正直避けてました。長く居る様に作られてない感じがして、料理するときにちょっと寂しいというか。
でも、ここはスペースのわりに立派なキッチンでしょう？少しだけど作業スペースもあるし、2口ガスコンロ。
おいしいもの作りたいな、っていう気分になれる。

その後ろがトイレ。上の階に住む人用の階段があるから、壁が斜めってます。ちょっと頭をぶつけない様にすれば良いから気にしない。むしろ、天井に付けられなかったライトが、横の壁面に付いててかわいい。好き。

で、これは予想外だったのだけど、お風呂にテレビがついてて…。うわ、すっごい楽しいじゃんと思って、お部屋を見る前からもう結構心奪われてたんですよね。もちろん希望していた追い焚き機能もついてるし、浴室暖房・乾燥機完備。すごいでしょう？

お風呂の前はしっかりとした収納。そうそう、こういうのが欲しかった。しかも通路にあるっていうのがまた良い。

さ、ようやくお部屋です！広いわけではないし、ロフトだから多少の圧迫感も感じるかな。けど、目線は外の専用テラス、ウッドバルコニーへと抜けていきます。

これですよ。もう願い叶った感じがした。アウトドア用の小さな椅子とテーブルを買って、飲み物を用意して、ここで好きな時間を過ごしたい…。と思ったらもう、この物件を手に入れたい！という気持ちがふつふつと沸いてしまった。フェンスが高いから、人の目もあまり気になりません。

もう既に、爽やかな演出をしてくれている植物が植わってるし。なんていう植物だろう。ウッドデッキに興奮気味だから、これから仲間を増やしてあげるからね！とか声をかけちゃったりして。

で、このロフトの足がさ…良いでしょう。しかもハシゴじゃなくて階段なの…。クラクラしてきた。

ロフトの上も下も、立てるほど高さはないんです。けどこの限られたスペースの中で、2つの空間を作れるってすごく魅力的だと思う。下にはソファ入れます。友達が来た時も、一緒にリラックスできるような場所にして。階段の下にもちょっとした荷物を置けそうだな。

その真向かいに洗面台。この位置はちょっと不思議ですけど、ここに他の設備が来たら狭くなるから納得。歯を磨いたりお化粧したり、ここにあったら意外と便利かも？とも思えてきた。

そして、ここで毎日寝て起きる。無垢材の色味と、窓から届く光にほっとする空間。その景色に自分が溶け込めた気がして、ここで暮らしたいって、心から思えた。
そして最後は、防音対策がされている事や、セキュリティーがSECOMであるとか、物件の細やかな心配りが決め手となったのです。