
山手線沿い、ひぐらしの里で、庭暮らし。
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
このお部屋、なんだか映画の『マザーウォーター』を思い出すんです。あの映画は京都が舞台だけど。 もたいまさこの「今日も機嫌良くやんなさいよ」ていう挨拶が似合うお部屋。
だって、この年季の入ったコンクリートと生い茂る緑。緑を見る余裕があるだけで、毎日ってちょっと機嫌良くなる気がするんですよね。普段は嫌な雨の日だって、葉につく雫の綺麗さに気づけたら、ハッピーな1日。

「セツコさん」 「あら、どうしたの?」 「セツコさんこそ何してるんですか?」 「お花を摘んでいるのよ」 「お花ですか‥‥」 「楽しい時間が始まるね」
って会話があるんですよ。『マザーウォーター』に。 こんなやりとりをお隣さんと出来たら、なんてね。

天気の良い日は椅子を庭に出して、日向ぼっこ読書タイム。相棒にはパンと紅茶を。
お部屋の目の前にはすっっっっっごいかわいいパン屋さんと本屋さんがあるんです。『ひぐらしベーカリー』『パン屋の本屋』さんって言います。木と芝生の香りがするお店。 そこで明日の朝に食べるパン買って、フィーリングで一冊、本買って。
少し歩いたら谷根千だから、野良猫を愛でながら散歩。ちょっと良いチーズとワインを仕入れたら帰りましょう。自分で漬けたピクルスと一緒に晩酌。
このエリアは「ひぐらしの里」とも呼ばれているんです。「日が暮れる里=日暮里」だからね。
都内にあるひぐらしの里で、こんな暮らし、素敵じゃない? しかも、庭付き。しかもしかも、山手線沿線。 ご近所にはスーパーも薬局もカフェもバーも、銭湯も。
あ〜素敵な物件! さてとお部屋をもっと覗いてみましょう。


LABRICOみたいな壁を傷つけないDIYグッズを使って、この白い壁に有孔ボードを設置したい。好きなもの、たくさん飾れるよ。









緑を育てると、多分その緑が似合うように部屋のしつらえも整えるようになると思うんです。
「ただとりあえず条件が合う物件だから住む」んじゃなくて、緑と部屋を愛でてくれる人が住むということは、大家さんにとっても嬉しいことだと思うんです。
トダビューハイツもベランダでお花を育てる人が多くって、やっぱりそういうのは、嬉しいものです。 きっとお部屋も、喜んでいます。
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。荒川区の物件だけ紹介します。@530e

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