そこにはあなただけの特権がある。しかしこの暑い中すみませんが、この物件は6階建てで、エレベーターがありません…あはは。

昔、マンションの5階に住んでいた経験から言いますと、3階まではいける。4階あたりからおかしくなるんです。時々他の住人とすれ違うと、息が上がってるのがバレないように平然を装うわけですが、足はプルプル。

それでもご紹介したいと思った理由、お伝えしていきます。
まずは、間取りがコの字型だという所。水回りを中心にして、リビングと寝室の2つの空間に分かれています。

こういう、完全に分かれてはいないけど、体感的には分かれている間取りが大好きでして…L字型リビングもそう。今回のコの字型は、これは部屋の行き来が楽しいに違いないと思って。

こっちはリビングでしょ。

ほら！こっちが寝室。

そしてここが通路というわけです。こんな風に収納も置けるくらいだから、結構広いんですね。

お部屋を仕切るサニタリーは、玄関側に扉がずらっと。さすが1970年竣工のヴィンテージマンション、扉や床に趣があります。

飴色がいい感じ。こんな風に細部にも注目してみていきましょう。

水回りはとっても綺麗になっています。こういう古い物件は特に、水回りの清潔感が大事。

おお、広い広い！床のタイルは、昔のままを生かしているのでしょうか。

近寄ってみると、微妙に色が違うんだな〜。

はー！お風呂綺麗！これは気分が上がります。

トイレはハイブリット。新旧混合で個性が強い！

次はメインのリビング。こういう家具がハマっちゃうわけですね…。

合うんだよな…。

キッチンスペースもね、いいんですよ。左側、レンガ調の壁面部分もコの字型になっていて、冷蔵庫が収まります。玄関からは見えない。

はあ！この窓！カウンター！好きだ。このキッチンから出られない。収納も作業スペースもたっぷりあって、料理が至福の時間になりそう。

キッチンからの景色。天井の梁も、アクセントクロスと同じ色に塗られているんだな。いいな。

寝室にやってきました。採光は十分。収納扉の淡いブルー、良すぎではありませんか。しかも何ですか、この植物を置いている2つの飾り棚。良すぎでは…。

ううう、最高だ。

ついにたどり着いた！まだ最高があった！そう、最初にお伝えしていた特権というのは、このルーフバルコニーです。

は〜気持ちよさそう。これは最上階だけの、とっておきですね。

場所は渋谷区本町。京王線の初台と幡ヶ谷の、ちょうど中間あたりに立地しています。オペラシティーが近いですね。都心だけど、あのあたりは住宅もあって、わりと落ち着いている印象。

お部屋も立地も良いけど、悩んじゃうな〜〜6階までの階段。ちょっと、心を決める為に何回か上って試したい。笑