六甲山の山頂。モダン！という言葉がバッチリあてはまる時代に、
きっと多くの人が滞在したであろう、元保養所のこの物件。

とても美しく育って、育った果実が今まさに落ちようという時の美。

このままであれば、ゆっくりとゆっくりと森に還るのを待つばかり…。

しかし…勿体ない。この装飾。この石積み…。この雰囲気…。

もう作ろうとしても作れない。
できればこのまま残って欲しいけれども、もう、そうはいかない…。


そう、修繕が必要。


昭和３年に大阪の豪商によって建てられたというこの建物は、
すでに幾ばくか時を多く過ぎてしまったようで、
かなり本腰を入れて修繕をする必要があるそうです。
その額ざっと数千万と情報出典元の神戸R不動産さんは見積もっていました。



そして、それでも残してくれる人を探しています。

この雰囲気を。


室内は和洋折衷といったところで和室と洋室が半分半分。

保養所でもあったので、少し大人数で泊まれるよう
大きめの浴場やらドミトリー的なお部屋もあるようです。

また研修に使われていたようなお部屋も。

それと、別棟として管理棟もあったり。

ただ、保養所と言っても床面積109.09㎡とそこまで大規模ではないようで、
個人宅としても活かせるサイズだという事。

ただ、敷地は圧倒的なサイズ。

土地面積 3,272.55㎡！1000坪弱！

すごい！

図面を見ると、山を登ったあたりに
こんな物件が森の中に突然現れるわけですから…
どっきりするでしょうね？
映画か何かに紛れ込んだような、そんな気さえするでしょう。

ただ逆に言うと、そんなところで夏を涼しく過ごす事が出来たら、
それはとても良い思い出や経験になるでしょうね。

その為にはクリアしないといけない事柄が幾つかあるようですが、
情報出典元の備考を良く読みご検討ください！