築三十年足らずなのですがどこかとても古めかしく、でもどこかモダンで…
そして和な感じもあれば洋なデザインもあり、中かなぁと思わせて洋とか…
色々入り組んだ感の有る物件。

そもそもトップ画像の窓も改めて考えると不思議な感じ。
階段横の欄干の飾りも和かなぁ中華かなぁ。

この辺りはウッディな造りで落ち着いている気もしますよね。

でも、キッチンは少し欧風。

うーん。

間取り図はこうなっていて、
一階にお風呂と洗濯機置き場。
二階にトイレとキッチン。

一階に全て寄せる事も出来たかも…？なのに何故…？
この似つかわしくないかもな位にきれいなお風呂と

これまた似つかわしくないかもな洗濯機置き場だけ一階に？

トイレとキッチンも一階に寄せるアイデアは無かったのか？？


置かれた窓枠というか書院戸？も…不思議。

現役な書院戸もありまして…和風かなぁ中華風かなぁというところ。

ところが玄関土間の窓らしきものを見てみると…

ステンドグラス的な装飾で、これは洋風？！
反対方向の窓、もう一つのステンドグラスは…

うーんどうでしょう？
レトロなモダンな頃の和洋折衷の頃のでしょうか？

しかしどちらもこのステンドグラスの下部に
コンセントが有るのが特徴的だなと思いました。

これ、エアコンの痕跡かな？？と最初は思ったのですが、
数も左右にある事も考えると…屋外看板の照明か何かの
コンセントだったのかな？と…。

…屋外看板？？そう、屋外看板。


そして気になるのはこのトイレ。

姿見らしきものがトイレの奥に。今でこそタンクレスですが、
以前は手洗いのついたトイレだったのでしょう。

室内でなく、つまり人前でなく、
トイレでこそ身支度を整えるのは出先だからこそでは？


うーん、やはり
屋外看板の存在と良い、
このトイレに用意された姿見といい、
水回りを一階に集めていない事といい、
ひょっとしたらこの物件は
元々お店か何かだったのかもしれませんね。
そしてお風呂と洗濯機置き場が増設されたと…。
（キッチンはわかりませんが。）

という事でひょっとして元お店をリノベーションしたかもしれない
この一軒家ですけど、
他にもきっとデザイン的にユニークで飽きさせない存在だと思うので、
一風変わった家に住みたいって人は是非！

幸い、東京芸大もそこそこ近いし、
気に入ってもらえる気がします！

なんと、このお値段で床暖房もついてるそうですし！