ちょっとレトロな空気が残ってる戸建てを借りられちゃうんです。
「うちのおばあちゃん、ちょっとハイソな感じだったんだよね」というイメージでしょうか。
背筋はピンとしていて、無駄遣いはしないけど良いものを持っていた、おばあちゃんのおうち。

結構ミニマルなんだなあ。
戸建てだから、夜に二階をのしのし歩いても下の階の人には気を使わないで済む、とかは気が楽かも。
バルコニーは小さめ。収納が「クローゼット」ではなくて「押入」なのも、いいですね。

ああ、こういう玄関だったんだよね。うちも、ご近所さんも。

入ってすぐ、キッチン。
この玄関にはつっかけサンダルを置いておきたいな。そして私は常に割烹着を着ていたい。
すぐ近くまで買い物に行くなら、つっかけと割烹着でへっちゃらな顔して歩いちゃおうかな。

キッチンには、こんなに使うかな？っていう収納。
きっと来客用のカップとかを入れてたのでしょう。

奥のドアは水回りにつながっています。

水回りも、きれいだけど落ち着く実家感。

新しくてぴかぴかしてますね。

トイレは階段の下。これ、照明の具合じゃなくて、ピンクなんです。

おお、お風呂は流石にちょっと古め。
見慣れない機械は「バランス釜」ですね。

階段を上から見たところ。

二階、なんだか旅館の一部屋にも見える。

この見た目で床が畳じゃないところが、またちょっとハイカラな感じというか。
ベッドを置いてもいいし、布団を敷いてもいい。
ここで熱いお茶を飲みながらほっと一息、なんていいな。

テレビ台…ですよね？後ろにコンセントが見えるし。
テレビなんて置かないよ！って言うのなら、モニタを置いてもいいし、本を置いても良さそうです。

この引戸をずらすとタンス。

この扉がたまらない。

開けるとこういう感じ。ちゃんと服を掛けられるパイプもあるし、一人暮らしならこれで足りると思います。

バルコニーはかなり狭くて人が一人入るのがやっと。
洗濯物はここに出て干すというよりかは、落ちないように着いてるんだな、ぐらいの心構えで良さそうです。

ね、なんだかタイムスリップした感じだったでしょう。ちょっとレトロで。
これは1階の照明です。

見てきたとおり、全体的に古いけどみすぼらしくなくて、いい雰囲気。
ランチを食べに近くのシェラトン都ホテルに行こうかしら、なんて言ってみたりして。
そんなときには、いつも着ている部屋着と割烹着を脱いで、お気に入りの一張羅をあのタンスからスッと取り出すんです。