これが、ワンルームの最高の使い方かもしれない。ガラスドアの仕切りは、空間も、気持ちも、思考でさえ、動かすきっかけになるでしょう。これだからワンルームっていいよね。

お部屋は2人暮らしにも良いでしょう、リビングは11.5帖。真ん中にギザギザとした線がありますね。これがさっきのガラスドアです。

開け放った状態はこちら。本当にかっこいい。なんと言うか・・ここはワンルームですけど、2つで1つのお部屋になっているんですよね。

居住空間でする事って、食べる、眠る、しゃべる、とか、そういう幾つもの項目がありますよね。それらを行いやすいように、わかりやすく、2つに分けてもらった感じがするんです。

食べるはこっち。眠るはこっち。この話は、食卓でしよう。この話は、ゆっくり寝転がってしよう。とか。で、全部ひっくるめて生活じゃないですか。こうやって、分けれるけど地が繋がっていれば、心と体が楽に動けそうだなって。

キッチンの前にダイニングテーブルを置くでしょ。で、友達を呼ぶ時はここを閉めておくんです。全部つつみ隠すのでも、完全にオープンにするでもない、配慮としての仕切り。かなり役に立つと思います。

同居人が中に居てもいいじゃないですか。いるけど、気にしないで、みたいな。この扉だからできる。

キッチンは落ち着きを作るブラックで。無垢な空間がキュッと締まりますね。料理を良いお皿に盛り付けたら映えそうだ。

寝室側には見せる収納が付いてて、うまーくワードローブにすれば、ガラスドア越しにそれはそれは映えるでしょうね。ソファベッドを置くのもいいな。

玄関は土間になっておりまして、それも魅力の1つ。よく見ると、手前のシューズ棚の奥に扉が2つありますね。サニタリーです。

ここ、サニタリーも本当に良くて・・扉を開けて、1段上がるシンプルな個室トイレ。好きだ。

独立洗面台は、棚が壁に埋まってるんですよ〜〜くうう。綺麗だ。

バスルームの神聖さ。体をしっかり清めれそうです。

連なるガラスドアのワンルーム、いかがでしたか。この扉を挟むと、向こう側が別の世界のように感じるんですよね。それは、向こう側からも同じ事。

等間隔に並んだ枠から、生活の風景を半分だけ見て取れる。まるで映像を見るように、一緒に暮らす人の動きを目で追ったりするんです。水の音と共にお皿を洗っている姿や、ゆっくりとベッドにシーツを敷いている姿なんかを。