海のとなりに、シャーベット色の建物。天気のせいか、ちょっと寂しげな佇まい。ここにはどんな人が住んでいるんだろう。

この景色を好きになって、住むことを決めたのかな。

個人的に、このお部屋の中で1番気になったのは、洋室についているフラワーボックスです。

フラワーボックス、つまりは花台。外から建物を見た時、ベランダに植物が並んでいる光景が好きなんですよね。背の高い植物が頭を覗かせていたり、ぽちぽちと色とりどりの花が並んでいたり。

花を置くためのスペースだから、絶対になきゃ困る！ってわけでは無いけれど。こういう余白、というか、豊かさ。必要な人には必要だと思うんですよね。

こちら、植物たちの目線。海が見えます。

しん、と静まったお部屋に、さざ波の音。テレビはいらない。

居住スペースはコンパクトですが、ロフトが付いているので天井は高い！

ロフトもささやかなサイズ。寝るのはちょっと難しそう、荷物置きかな。

下にも立派なクローゼットがありますよ。

キッチンは玄関のすぐそばに。深い色の取手も、ピカピカ過ぎないシンクも、静かで好きだなぁ。蛇口の所に、フラワーボックスから少しばかり摘んだ花を飾りたい。

お、洗面台独立なんだ。こちらも隣の窓から、静かな光。

トイレもいいですよ。

お風呂も十分だね。自分が暮らす事を考えると、丁度いいです。

最後にベランダ。お隣が海ですから、オーシャンビューかと思いきや、

違った！それが良くないですか？むしろ惹かれるんですけど。

１歩出ればこの通り。

派手さはなくて、でも存在感がある。映画のワンシーンに出てきそうなこの場所で、暮らすのも良さそうだな。