
だから、僕は廊下に住む
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僕は変わってるとよく言われる。
他の人とは違うことがしたい。 他の人とは好きなものが違う。 だけどそれが僕。
だから僕は廊下に住むことを決めた。
場所は清川。 隠れた名店が多いこの辺り。 ひっそり人気の隠れ家的飲食店があったりして、 歩いていて、いろいろ発見があって楽しいエリア。
大人気のエリアではないけど、 ちょっとコアなファンが多いこの街がお気に入りだ。
僕の隠れ家は、個性溢れるテナントがはいったLassicさん。 KIYOKAWA PROJECT | Lassic 気になるお店、沢山なので、ぜひ行ってみてほしい。
僕がこのお部屋に決めたのは、 とっても住みにくいから。
住みやすい部屋って、シンプルな四角いお部屋でしょ。 そういうのに僕は興味がない。
だから、間取り図を見た瞬間から恋に落ちた。 だってこんなの見たことなかったから。 一目惚れだったんだ。
お部屋はコンクリート打ちっぱなし。 明るい床とコンクリート打ちっぱなしの壁は 相性がよくていい感じ。
玄関入って、窓の方を見ると、 細長い空間がつながっていた。
左手にドアがたくさんあって、右手はコンクリートの壁。 入った瞬間から、どこに何を置こうか、 僕の妄想タイムは始まった。
まずは玄関前にシェルフをおいて、 お気に入りの靴とコートをかけられるようにする。 その隣はデスク。ここまでは仕事スペースというか、 ちょっと気張ったスペース。
その奥からはプライベートスペースといったところか? 2人掛けのダイニングテーブルをおいて。 その奥にTVをおく。一番奥のスペースが寝室か。
お、細長い廊下みたいな空間が部屋のほとんどを 占めると思っていたけど、こう考えると、 なんだか、結構秘密基地みたいで楽しい。
しかもお気に入りは、キッチンや水回りがすべて壁の 向こうに隠されているということ。 生活感が出ないところにも惚れたんだ。
もちろん、キッチンのコンロが置き式だったり、 大きなソファがおけない細長い間取りだったり、 使いにくいところはあるけど。
そんなつんでれなところもツボだったんだ。 そんなわけで、僕は廊下に住むことを決めました。
文・いしい(goodroom 福岡)

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