京都に川端チャンネルという不動産サイトを運営する
川端組という固い名前の会社が有るのですが、ご存知でしょうか。

今回の情報の出典元でもあるのですが…
このサイトのテキスト、
いやもうリリックと呼ぶ方がより適切だろうその言葉達は…
不動産業界への熱いメッセージをはらんでいるのです。

大変面白いので、このエントリを読み終わったら、
画面下の方にある、「詳しい物件情報を見る」というリンクから、
情報出典元にも是非訪れてみてください！


さて、そんな川端チャンネルさんが今回ご紹介されているのは、
京都五条にあるヘリンボーンのリノベーションされたマンション。

これがまた少しずつ癖のある
床、壁、間取り、となっているのにも関わらず、
素敵なバランスで成立しいているのです。

まず、玄関を入ると
部屋を一望出来ないよう、斜めの壁が目隠ししてくれます。

1Rの特性に対しての嬉しい気遣いですよね。
この目隠しを軽く避けて室内に入ると1Rが広がっています。

よくよく見てみると、
向こうに見える壁と、今こえて来た目隠しの壁が平行に、
構造の壁も平行に。つまり構造の長方形に
概念として平行四辺形が乗っかるイメージ。

そんな事をしたら、部屋は狭くなっちゃうのでは？と思うでしょう？

でも人の流れを作ってあげる程度の可変なようで、
逆に移動距離は長くなり、広く感じる事でしょう。

という特殊な間取りがアクセント一つ目。

そして目ざとい人は既に見つけていますよね。

ヘリンボーンの床板！

最近物件ファンでも重ねて紹介していますが、
おしゃれさんは数年前から取り入れ初めてるそう。

それと、これは不確かなのですが…ひょっとこの壁…
うっすらモルタル仕上げしている気がしますよね？

でね、壁材という事で言うと反対側は木材壁なんですが…

この絶妙に主張し合わない二つの壁を
さらっと一つの部屋に入れているのが凄い。
そして比較的主張の強いヘリンボーンの床ももって来ると。

床、壁の材、そこいらがアクセントの２個目３個目です。

それがぶつかり合わず、素敵な落ち着いた空間を構成している。
凄く良いですね。

窓側の斜めの壁の向こうはオープンタイプのクローゼットです。

こうすることでセミオープンでもあり、ウオークインにもなる。

柱のでっぱりも活かした良いアイデアですね！

そして玄関側、キッチン側の壁。

この中はお風呂トイレ等のサニタリー

トイレはタンクレス。さすがのこだわりだと思います。

お風呂はしっかりした感じのもので、一人暮らし用には十分。

洗面台もついています。ここはかわいいイメージですね。

横に棚もあって便利そう。

最後にキッチン。シンプルで良いですね。

イメージを崩さないようなコンロを選ぶのに慎重になりそうです。
冷蔵庫も…どうしようかな…。
電源コンセントがキッチン正面に有る気遣いは嬉しいですね！


ちなみに外観も良い雰囲気のマンションです。

本当に、全体的に静かで美しいと思うリノベーションです。
是非分かって貰える人、大事にしてくれる人に住んでもらって、
友人を呼んでは羨ましがって貰えたら…と思います！

そうすることで、良い物がますます広がる気がします。