昔、観光地へ行くとお金を入れると動く望遠鏡があって、
特に何が見えるわけでもないのにそれを見たいと親にせがんでいたことを、
何故かこの風景を見て思い出しました。
なにを見たかったのかというと、単純に遠くを見たかったんですが。

いや、なんだか遠くを見たくなる窓なんです、ここ。
なんでだろう？スリットみたいな窓だから？ゆるやかなカーブを描いているから？
ここから一緒に、街を覗いてみませんか。

先に間取り図を見ておきましょう。
おお、湾曲している以外はなんてシンプルなワンルームなんだろう！
右下、ちょっと仕切ることができそうですね。

さて、まずはキッチンを見ていくことにします。

IHのシンプルなキッチンは、なんだか必要最低限という雰囲気。
あんまり凝った料理は作れないけど、そもそもしなくていいのかもしれない。
外食の選択肢、豊富ですもんね。

水回りはひとまとめ。
でも一つひとつにきちんと間が取られているから、あんまり「ひとまとめ！」って空気はしないなあ。
まずは洗面台。コンセントオッケー、ちょっとしたものを置けるスペースもオッケー。
一人暮らしなら全く問題なさそうです。

トイレもここ。

で、奥には…なんと猫足バスタブ。
聞いてないよ！さすがデザイナーズ、うれしい驚き。
水飛沫とかはカーテンをサッと閉めて、トイレ側に飛ばないようにしましょう。

さて、居室部です！
ぐるり、ゆるやかなカーブ。

窓も微妙に大きさが違うみたいで、こだわってるなあ…！と強く思います。
暮らす空間としても、これだけ広さがあれば合格点だと思うんです。
テーブルを置いて、奥にベッドを置けば、ね。

そうそう。収納の話をしておかないと。
見ての通り、可動式のものが一つあります。
私は、きっとこれでは足りないから買い足すだろうなあ。

ベランダに出るところにベッドを置いておこうかな。
このお部屋にはどういうベッドが似合うんだろう？
お部屋の雰囲気に負けない家具を揃えたいな。

ベランダの前はこんなスペース。
たぶん、ここをちょっと仕切って寝室にするのが一番ベターな使い方なんだと思います。

そして、これがベランダ部分。
一人分の洗濯物は干せるでしょ、っていう感じのスペース。いいですね。

ここから見える景色。
名鉄と新幹線を眺められる立地みたい。
私はもう大人なんですが、新幹線を見るとちょっとテンションが上がります。

最後に外観を見てみると…わ、なだらか。
ゆるやかなカーブは中から見ても外から見ても、いいね。

そしてこのお部屋は栄生駅から徒歩2分。
駅からすぐ、目と鼻の先みたいな立地です！
たまに窓の外を眺めながら、ワンルームでのんびりする生活。よさそうです。