Light Cave、光の洞窟と名付けられた建築だそうです。牛田英作氏の設計。

丘を模したという、このなめらかさ。
そびえ立つ荘厳さ。もはや大聖堂。

でも、賃貸物件なんですね。
今回は、101号室のご紹介です。

これがどこかといいますと、専用のウッドデッキです。地中海を旅している気分。

こんな風に、お部屋から出られます。

ここに洗濯物を干すのか…。ミッキーマウスのタオルケットとか、似合わなそう。

服や下着も選ばなければ…。

ああ、気分がいい。

ただ、意匠がすぐれている、というよりは、日当たりがよくて気持ちイイ。

弧を描いている目隠しの壁もスリットが入っていて光と風がちゃんと抜ける。

そういうことですよね。

ああ、わかってらっしゃいますね。

牛田さん。

見かけだけで、人にやさしくないデザイナーの可能性もあるかな、と身構えて、ごめんなさい。純粋にオーガニックなんですね。

というか、内部はいたってシンプルなんですね。ああ、もう、それがいちばんです。

こうしているだけで、

見惚れてしまう。

ところどころに見える据付のシェルフも使いやすそうですね。家電を置いたり、思い出の品を飾ったり、と自然に浮かびます。

間取りも、微笑んでしまう1LDK。
ナチュラルにこれがほしかった。

リビングから北側へふたつの動線があり、ひとつはサニタリーを経て玄関へ。もうひとつはキッチンから寝室へ至る間にウォークスルークローゼットが配されている。

こちらは玄関のほう。
ぐるりと歩ける設計になっていますね。

がちゃっ トイレにハロー。

がちゃっ 洗面台さん、こんにちは。

おお、これが、光の洞窟のお風呂。

ナチュラルに追い炊き付き。

寝室もゆったり。このあたりは、オーソドックスな物件の雰囲気ですよね。もちろん、それでいいのです。静かに暮らせたら。

それがいちばんなんです。

なるほど、この小分けの棚も使いやすそうですが、収納がそこまで充実している訳ではないので、ウォークスルークローゼットを配置したんですね。こんな風に。

ちゃんとハンガーラックが付いてますね。

いわゆる見せる収納で、洋服や靴などでにぎやかな空間になるかもしれない。ミッキーマウスのタオルケットも、しまえるかな。

キッチンは、３口ガスコンロでシンクも広めです。光が射し込んで良さそうですね。二人暮らしもオッケーとのこと。いいですね。

もう少し眺めていたい、と思いました。