すっかり水にひたったルーフバルコニーに、最上階の住居部分のシルエットが映る。

しかも、ルーフバルコニーは節目も露わなウッドデッキ。それが、まるで鏡みたいに。

こんなのも物件写真の魅力ですよね。
この、凛としたフォルムとうるおい。

見たことのない風景。
味わったことのない気分の良さ。

物件の取材も天気しだいですが、
これは、雨の日で良かったとすら思う。

本当にこんな物件なんです。
ルーフバルコニーの確信的な広さ。
そのすべてが木、木、木。

そして、雨。

通りすがる人が傘を差している。

ここは、京王線の上北沢から徒歩６分。
桜上水、八幡山からも歩ける新築物件。

その最上階のご紹介、というわけなんです。

この折り目正しさ、雨に映えますね。

この立地で新築、70平米以上ですから、贅沢な住まいのご紹介になりますが、ご容赦ください。１階共用部はタイルと煉瓦に。

えんじ色のタイルが鮮烈な玄関から、すぐに15.3帖のリビングダイニングへつながっています。この動線はフランクでいいですね。

こんな風に。仕切りの引き戸もガラス張りになっていて、玄関らしい寂しさがないんですね。いきなりリビング、帰れば団欒です。

上部に設えられた欄間（らんま）にも注目したいですね、この和テイストの引き入れ方、新しくないですか。ガラスのらんま。

その玄関ホールに6.5帖もとってあるんですね。もう木のルーフバルコニーが開けまくってしまっていますが。気分がいい。

玄関ホールに付けるカーテンを探す、というのは経験したことがないなあ。夜は夜で漠とした広がりが気持ち良いでしょうね。

これだけ広いバルコニーならカーテンいらない、という、新感覚。いいですね。

リビングとバルコニーがほとんど繋がっているような錯覚。じっさい、陽当たりのいい時間帯は、ほとんど繋がっているでしょうね。

リビングが拡張されていく空間。

いいなあ。

2LDKの物件ですから、洋室がふたつあります。こちらは、玄関ホール右手のお部屋。
バルコニーに寄り添ってますね。

キッチンの奥にもう一部屋。こちらは奥まっています。4.2帖とコンパクトです。

バルコニーがあれだけ開けていたら、こそこそする空間も必要。むしろこのくらいの狭さがちょうどいい。書斎にするか、寝室か。

窓がついていて。シングルベッドなら置ける広さ、とのこと。そんなの、贅沢ですね。

キッチンは３口ガスで充実。バルコニーでのパーティーのために配備された、という趣。

こんなサニタリー。いいですよね。

お風呂にいても、バルコニーでの解放の予感といる。最上階という気兼ねなさを、こんな風に満喫できる物件って、そうそうない。

そう、この日は雨だったんですが。

ここで何をしてもいい、という自由がずっとつきまとう。何もしなくてもいい、という自由も、家に帰ったら待っています。

どんな人が借りるんでしょうか？