渋い！渋過ぎる！そして素敵過ぎる！ときめく心を抑えきれない。
こんなに素敵に育った物件と出会えるなんて…。

京都で愛される道の一つ。哲学の道。

そこから少し山側へ。

そうするとこの物件が有ります。

ちょうど良い感じに草木に覆われ、存在感を主張しすぎる事なく、
しかし間違いなく歴史を感じさせる外観で佇んでいます。

この門、この塀。
上下が空いていたり、草木が外に出やすい板の張り方をしていたり、
（それも場所によって張り方を変えていたり！）
普段見かけるものと、少しずつデザインが違うのが分ります。
草木で覆われてとけ込むように考えられてる！

凄い。

そして門をくぐって敷地内へ。

こちらも華美でなく、
良い感じで時間を経た感じがとても良いですね。
そして庭には柚子。

私はこの物件をみて松尾芭蕉を思い出しました。

というのも、
この物件には玄関横に2畳の茶室が有るのです。

これだけの物件を作られる方が知らぬ逸話でもあるまいし、
柚子はちょっとした遊び心なのでしょう。

さて、改めて玄関から見て行きますと
これまたしぶい。潜り戸ではないけれども、
質素で簡素な作り。それでも美しさを讃えた玄関。

スツールが置かれているのも気づかいがなされていますね。

そして玄関は階段ホールとなっていて、
箱階段も置かれています。

どこを切り取っても絵になりますねー！

玄関から進むとLDKが広がっています。
リビング。

美しいですね！

光の加減もすばらしい。

これは、二階が吹抜けて天窓から光が入る為。

暗くなりがちな古民家への一つのアプローチですね！

ダイニングもモダンな感じで気持ちよくご飯をいただけそう。

更に特筆なのがキッチン。

コの字型で食洗機も入る新しいスタイルながら、
古いイメージの建物と反しないデザイン！
動きやすく料理が捗るでしょうね！

そして、
リビングに戻ってアーチ型の入口が例の茶室への入口。

茶室の中は瞑想できそうなほど…落ち着いた感じ。

琉球畳を入れているのもさすが！

さて、1階にはあとお風呂トイレ洗面台が。
洗面所は脱衣室と洗濯機置場と同室。
シンプルだけど清潔感のある少し新しい感じ。

振り返ると洗濯機。

そしてお風呂は檜風呂。リラックスできるでしょう。

そしてお風呂と欄間でつながっているトイレ。

窓がついてるのとか、パネルヒーターがついているの嬉しいです。

それでね、1階にはまだあって、なんとこのテラスデッキまで。

至れり尽くせりでしょう？


さて2階です。

2階はプライベートなお部屋のようですよ。

小上りがあって、ガラス張りの吹抜けがあって、デスク。
いいなー、この部屋。
自分だけの仕事場、自分だけのリラックスエリア。

光の加減もちょうどいい。

吹抜けのガラスも扉になってて開くようなので、
風通しに良いですね。

旧友が泊りに来た時なんかは
この部屋で小上りに布団を敷く感じですかね。
距離が少しある人とかなら茶室かな？

そして最も自分が落ち着ける場所。寝室。シック！

そして収納も大きい！

言う事なし！ここ…いいですね！こんな物件が賃貸で出るなんて…
さすがの京都恐るべし…ですよ！

お値段的に私は借りられないですが、
是非この物件を愛してくれる人に借りて欲しいですね！