これはいいと感じます。
物件探しってそういうもので、自分の嗜好・お家賃・立地の三拍子が揃ったら「あ、ここだ」とはっきり分かるんですよね。
そうなったら、動かしがたい。

祐天寺でこのユニークな吹き抜けを感じられるなら、もうオッケー。という方は少なくないのではないでしょうか。気持ちいいです。

間取り1DK、39.89㎡あります。広い。
玄関入ってすぐのダイニングから左手に吹き抜けのある奥の部屋へ入っていきます。その経路がこちら。かなり傾斜した壁。

これはかっこいいですね。採光がちゃんと考えられているので圧迫感はない。むしろ明るくて抜けがある、と感じます。ここをすり抜けて居室へ入る、と想像するだけで少年らしいいたずら心が戻ってきました。いえい。

ダイニングから玄関を振り返るとこう。ガラスの入った縦長のドアに段差のないアプローチとただでは済まさない感じが行き届いています。立地にふさわしいデザインと感じる。

ダイニングはこんなお部屋。すっきりと片付けて簡潔に暮らすもよし。あえてモノをふやして、情報量の多い散らかった空間にしても快適そうだなあ、と感じました。どう？

キッチンはこのまとめ方で不満なしです。この街では機動力を上げていきましょう。むしろここにもテーブルウェアと関係ないモノを並べて創造性の駆け回る居室にしますか。

白い戸で仕切られた水回りを駆け足でご紹介します。コーナーの小さい洗面台いいね。

トイレも居心地よさそうだし、

お風呂のタイルの床だって気分いいよ。

そして、斜めの壁をくぐって奥の部屋へ。
あらかじめスポットライトが付いてる。

ここを満喫するために家賃払ってます。ってね。スリットみたいな窓も開けてあって壁面に映る日射しはスタイリッシュな図像を描くことでしょう。この吹き抜けの底で何をしますか。ただ、ぼんやりしていてもいいね。

どうですか。

これはけっこう、お高いかなと思いますか。

お家賃は管理費込みで12万円ちょっとです。

しかも、グッドデザイン賞受賞。

いえい。