こういう人が住んだらピッタリだ！とピンポイントで浮かぶ物件だと思いました。

渋〜い外観からの赤い塗装が印象的な、世田谷区池尻のリノベーション物件です。

ウェアハウス的な古さが逆にクリエーターの棲み家っぽい外観。1974年築だそう。

こんな間取りで40.16㎡。

キッチンから洋室へ。やっぱり赤が鮮烈ですねー。バルコニーの手摺りにも赤というのが洒落てます。この一枚だけでも、半分自宅、半分仕事場、が似合いそうだと感じる。

一人で住むには広いですからね。

アトリエを兼ねてるんじゃないかな、と思う訳です。二人で住むには、生活の拠点として少し安定してない感もあって。というのも、

2口コンロとはいえ、台所が簡潔すぎたり。

湯船がなくシャワールームだったり。でも、デザイン性は抜かりないですね。集中を途切れさせない空間になってると思います。

なんだか、仕事が回り始めて、忙しく手を動かしている33才くらいの、フリーランスのデザイナーの姿が浮かぶんですよね。

本の装丁とかやってるかもしれません。
もしかしたら一人くらい助手がいるかも。

ほら、机を並べているところが想像できませんか。ベッドというより打ち合わせスペースを兼ねた大きなソファで寝ているかもなあ。

このデッキで煙草吸ってるところが浮かんでしょうがない。最近の業界の話してますね。

玄関先から水回りへつながる脱衣スペースは面白い空間。資料とか置いてるかもしれません。シャワー浴びてたらバイク便来たり。

だけど、仕事だけじゃなくて「生活」の方もその気になれば頑張れそうな空間、という気もするんですよね。時には彼女がやって来て料理作ってくれたりするのかな。

ここだと落ち着いて暮らせないから、結婚をかんがえてるなら仕事場と自宅を分けて欲しい、なんて言われてるんでしょうね。

そろそろ、それだけの仕事の地力も付いてきてるんだけど、ここが気に入ってたり……。

なんてね。勝手にいろいろ想像しちゃいました。33才のデザイナーさん。がんばれー！