大家の学校の開校式レポートです!
いやー、楽しかったですね、 大家の学校の開校式! 大家さんがこんなに大勢集まってるパーティー、初めて見ました。
北は札幌、南は熊本からも大家さんが集合していたそうです。
「何が起きているんだ?」という感じですが、会場はとてもポジティブな雰囲気でした。ちょっとした革命みたいな感覚です。 「わたしの仕事は大家です!」と胸を張って言える大家さんたちは、クリエイティブであり、社交的であり、真剣であり…ちょっと会ったことのないタイプの方々でした!
島原万丈さん(HOME’S総研所長)の基調講演がすばらしい。
新築住宅の過剰供給、短いサイクルでの取り壊しなど、日本の賃貸住宅の課題を改めておさらいしていったのですが、個人的にショッキングだったのが、「東京の賃貸住宅で一人暮らししている人の精神的な健康状態は、パリ、ニューヨーク、ロンドンに比べて倍くらい悪い」というのが、WHOの調査結果として出てしまっていること。 理由は他都市と比べて「ご近所付き合いが少ないこと」という、よく聞く話といえばそうなのですが、データとして知らされると「こんなことでいいのかな?」と思ってしまいました。 共同住宅に仲のよい人がふえると、物件に愛着が湧き、築年数だけに囚われない価値が生まれ、長い目で大家さんも住人も幸せになれる…そんな夢みたいだけど当たり前の話を、信じてみたくなる夜でした!