たぶん、難しいんでしょうね、大正浪漫イメージ。

どうしてもこう古民家から比べると
一気に豪奢なイメージですからね。
住宅のイメージの範疇に納めるのも難しいのだと思うのですが…

しかしですよ、さすが八清さん！
上品で豪華なイメージはありつつも、
華美すぎないイメージにまとめてらっしゃる。

この玄関横の洋間とか、特に。

ライト、壁紙、腰壁、床板。窓ガラスも。
絶妙ですよね。
最近は日本の壁紙業者さんが頑張ってくれていて、
本当に様々な壁紙が手に入るようで、ますますのご活躍を期待しちゃいます。

あと、一つ進んだLDKの間にあるキッチンシンクが！

アンティーク収納をイメージして設えられていたり、
押入の天袋イメージの収納を作り付けていたり、細かい！

そして大正ロマンと言っても和室の存在を忘れる必要はありません。

綺麗ですよねー、落ち着きます。
縁側？洋間もあって、冬の手仕事等はここでのんびり作業ですかね。

京町家らしく、奥にサニタリー系がまとまってあります。

和室からも見える庭が、浴室からも伺えるようになっています。

この、美しさと使い勝手の良さの両方を詰め込んで、
かつ部屋が狭くないという素晴らしさ。

例えば玄関に、自転車も置ける広さですし、周囲はアンティークなガラス戸。

幅広で安全な階段もシックな色合いで目立たせ過ぎない配色。

元々あった窓を活かして明かり取りとアンティークさを演出。

素敵ですよねー。

さて二階です。
二階には主寝室になる部屋とロフトの有る部屋。

1階和室にも二間の収納があるので、
全体で見れば収納も十分でしょう。

それと間取り図で見る限り2階の部屋は独立性が怪しいのですが、
写真を見てる限りだと、各戸独立してるようですよね。

これなら3人家族でも大丈夫かなと。
立地を考えても、お値段を考えても現実的かなぁと思います！

是非どうぞ！