銭湯を運営したい！

そう思っている人、居ますよね？

でも、ほとんどの場合、
休業、廃業後に暫くたった物件で、
ボイラーも廃棄されていたり、故障していたり、
そういう物件ですよね？

違うんです。
現役の銭湯、そのまま。
しかも、激渋。

更にですよ、
お湯は湧出る鉱泉（ほぼ常温）に
ボイラーで湧かした熱湯を混ぜた赤湯。

そのボイラーの熱源は「おがくず」。
一時期だけ重油に切り替えたそうですが、
常連さんからの進言で戻したそうです。
すごく、希少です。

これ以上無い条件だと思います。

ただ、築年が昭和初期頃だろうと思われる躯体は
そろそろ建替えも視野に入れて
考えなければならない状態だそうですが、
温泉の使用権もついての販売ですので、
続けて行ける要素は比較的多いかと。


現在三代目が営業中で、地域の要望も強く
なんとか今まで継続して来たけれどもそろそろ…ということで、
跡継ぎが居ないということで、今回の販売となったそうです。

物件の立地は富山県の射水市大門。
駅徒歩3分の好立地。

（大門素麺の大門とはまた別のようです。）

敷地内に建物は銭湯部分を含め６棟。

まるっと全て販売されるとのこと。


銭湯の経営は現状でもなかなか困難だとは思います。
大都市圏ではマンション＋銭湯というスタイルに建て替えて
継続している所もありますが、
田舎でも、銭湯＋αというスタイルが正解だろうと思います。

私の友人にも、
銭湯＋シェアハウスをしている人が居ますが、
ここは土地も広いようですし、それを活かし
銭湯＋シルバー住宅とか、銭湯＋ゲストハウス＋カフェとか、
新しい業態の中に入って行くことでなんとか
地元の人たちの表面的なニーズと潜在ニーズ、
あとは銭湯を運営したい自分の思いをミックスさせ
継続運営できることを願います。


良い後継者と出会えますように！