古い物件ですが、大変綺麗に使われていますね。

ひとまず本題に入る前に…
どうしてもお見せしたいモノが…

そう、このキッチンです。

思わず３枚も撮影する気持ち、分りますわ…。

広いっていうか、長い。

どれだけの人の胃袋を支えていたのか？
と思いますが、間取り的には５LDKなんですよね。

いやまぁ昔の祖母の家とか
台所長かったような気もしますが…
こんなに？！ではなかったような。

よっぽどなんらかの都合で
料理される方がいらしたんでしょうね。


さて、そして表題の件です。
実はちょっとまぁ取り上げるのに躊躇したのですが、
これも一つの自由な選択の結果だよなと思ったので。

一つの浴室に二つの浴槽です。

これ、なんで？と思われると思うのですが、
たぶん、「気を使って」が正解だと思います。

間取り図を見た時に、浴槽が2個あることと同じくらい、
洗面台が2個あることが気になったので、
画像を探したらありました。そして確信しました。

奥のは洗面台ではなく、
オストメイト用の洗浄台のはずです。

恐らくこの物件には
人工肛門の方が暮らしてたのでしょう。
ちゃんと対応すれば入浴時にも問題無いはずなのですが、
気を使ったのでしょうね。
それか、痴呆症も患われて、
介護的な暮らしをされていたので念のためでしょうか。

でも、本来は浴槽を二つ作る必要性まではないのですよね。
作ったのは自由意志でしょう。
そうする方が、この家庭にとってよりよいと。そう思って。

そして、
内観画像をみて、
気を使った理由はここなんじゃ？
と思ったことがありました。

階段からの落下防止柵があるんですよね！

ひょっとして、３世代で暮らしていて、
小さなお子さん、お孫さんのことを考えて、
念には念を入れての対処だったのかもしれません。

そう考えると、
最初にご紹介した長いキッチンなんかも、
体調のことを考えて
バランスの良い食事の準備の為かもしれません。

そうやって色々考えていくと、
なんだかとても大切なモノを
買わせて貰っているような気がします。

家を買うということは、
つまり誰かの人生の軌跡を住み継ぐということなんだなぁと。


（全然的外れだったらすみません！恥ずかしいですね！）