岩の海を見下ろす真鶴の一軒家。

室内（居間）を覗いてみても
何のヘンテツもないのですが、

気になる点がひとつだけ…。

ビルトインガレージの壁、無駄に分厚くないですか？

因みに、この壁と接しているのがトイレなのですが、
そのトイレの画像がこれ。
掃除用のソレをソコに置くの？という疑問以外は
どこでも見かけそうな何のヘンテツもないトイレ。

後ろに下がれる余裕は感じられないので、
やはり、この壁の中には入れないのだと思うのですが、
この壁の分厚さはなんなんでしょう。


実際に壁を正面からみた画像がこれです。

本当に壁、分厚いですね。
しかし、気づきますか？
雨戸の戸袋らしきものが見えませんか？

そこでなるほど！と。理解しました。

どうやら
この物件、もともとは駐車場が無く、
駐車場が今有る所にも部屋があった。
でもどうしても駐車場が必要になり、
部屋を減らして駐車場を作った。
ということ。

幅は十分にとれそうなので、
柱の都合などもあり、少し厚めに壁を残そうということに、
雨戸の戸袋は取る必要がないのでそのままにした。

という感じですかね？

さて、ここで、出典元にだけ書かれていた
気になる文言があるのです。

登記されている建物面積は92.61㎡なのに対して
実測の建物面積は93.28㎡だそうです。

増えているんですよね。

なるほどー。

駐車場の都合で減らした分、
より増やした部分があるわけです。

家族の人数分の部屋が足りなかったのでしょうかね。

ということで、
この二階と二階に上がる階段室のような所が
（もしくはその一部が）
増築部分ではないでしょうか。

そう言われてみると、
他の部屋の造作よりも、この二カ所と、駐車場の内壁が
少し若い気がします。

ということで、あの厚い壁も、
一連の増改築の結果だったのでしょう。

はーすっきり！

こういうの面白くないですか？

間取り図には、こういう楽しみ方もあるんですよ。

正解かどうか分らないけど、
自分で推理してみる。

楽しいでの、みなさんもチャレンジしてみてください！