私が芸術系の大学に入って現代美術を学んでいたころ、
はじめて出会った書籍の中の隈研吾さんは建築家というより、
都市論を語る研究者のような存在でした…。

それが面白くて、調べていくと
建築もずいぶんと面白い人なんだということが分って。

それから幾つも作品を拝見させていただきました。

いやー、隈研吾さんのデザインした住宅に住めるとは。
という肩書きから入るかと思いきや、
（金額的に住めませんが…）
もうね、建物の力が凄過ぎる。
肩書き聞かなくとも良い空間だと分ります。

和的、そういうイメージが強い隈研吾さんですが、
この建物のイメージだけで言うと、
個人的にはアメリカの西海岸なイメージです。
日本じゃない。

それはもちろん、デッキの外に出てもそう。

借景を借景として借りるためには、
借りる方で備えが必要で、
それを見事に用意されているんですよね。

ほんと細部まで良いですね。

出典元にもっとたくさんの写真や情報が載っていますので、
是非ご堪能ください。