レンガ造りの外観、レトロな黒い窓枠、
鉄柵に囲まれたバルコニー。
まるで『ウエスト・サイド・ストーリー』の
セットのようで気分が上がります。

そう、あのバルコニーの名場面。
いまにも部屋の窓からマリアが顔を出し、

トニーと一緒に「Tonight」を
朗々と歌い上げそうな……。

バルコニーの外に広がるのは
50年代のマンハッタン、ではなく、
連なる日本家屋の屋根と広い空。

ここは、東京・自由が丘。
駅前の喧騒から離れた閑静な住宅街にある
レンガ造りのマンションの一室です。

お部屋は5階建ての4階、
ひとり暮らしにぴったりな23㎡の1K。
（いまDisney+でスピルバーグ版の映画を
確認したら、劇中のマリアの部屋も4階かも）

さきほどチラリとご覧いただいた
外観と同じく、共用部の廊下も良い雰囲気。
赤いレンガは青空にも映えますが、
夜、玄関ドアの照明に浮かび上がる姿も
さぞかし素敵なことでしょう。

お部屋に入ると、目の覚めるような
鮮やかなブルーのキッチンが
出迎えてくれます。

キッチンは2くちコンロに
上下のキャビネット収納付き。
1Kのキッチンらしからぬ
充実の設備です。

そして居室がこちら！
なんだか本当にニューヨークあたりの
アパートの一室のよう。
やはり窓が印象的なので、
外からの目線が気にならないようなら
透け感のある麻のカーテンをかけて
窓枠をインテリアの主役にしたいな。

南向きの窓からの光がまばゆく、

パーケットフローリング風の床や
白い壁にとっぷりと陽だまりが。
晴れの日はぽかぽかして
暖房なしでもあたたかいそうですよ。

サニタリーもほんのり海外テイスト。
大きな鏡のついた独立洗面台があり、
意外にもゆったりしたスペースです。

一方、バスタブはなく
シャワールームのみですが、
それも海外仕様と考えれば全然アリ。
お掃除はめっちゃ楽ちんですしね。

こんなお部屋でのひとり暮らし、いいなあ。
休日の昼は自由が丘散策、
疲れたらおうちで日向ぼっこして、
夜はバルコニーで
『ウエスト・サイド・ストーリー』ごっこ。
なんだか幸せな気分で眠りにつけそう、
というわけで最後に「Tonight」の一節を。

おやすみ、おやすみ、よく寝て。
夢を見る時は私の夢を。