グレーの塗壁に格子の入った 木製引き戸とは、しゃれてますなあ。 点在する電球がシルバーの配管を照らす、 和モダンのかっこいい空間です。

11帖の1Kでカクカクとした ユニークな間取りも楽しい。 居室はうれしい2面採光。

フローリングは無垢の杉板だそうです。 裸足で歩くと気持ちがいいだろうな。

凹凸のある壁は左官職人により 丁寧に仕上げられています。 この質感、高級感がありますね。

インダストリアル感のある室内に 障子を思わせる格子窓を合わせると こんなにおしゃれになるものなんですね。 和モダンが見事に混ざりあった空間で その手があったかと膝を打つ。

洗面台も兼ねたL字型の ミニマルなキッチンは IHコンロがひとくち。 銀色のまあるいシンクが かっこいいですね。 大きな窓から入る光もさわやか。

あ、玄関からキッチンは土間に なっているんですね。 ロードバイクやアウトドア用品が 置けそうな広さでありがたい。

トイレの横には洗濯機置き場。 グレーのアクセント壁が センスいい。

キッチンはコンパクトでしたが、 バスルームはしっかり独立。 今の季節はうれしい、 浴槽のあるお風呂です。 ぽかぽかするまで温もりましょうね。

古本屋街で有名な神保町駅から徒歩2分。 周りには喫茶店とカレー屋さんが充実 しているそうなので、それもお楽しみ。 九段下駅や竹橋駅も徒歩圏内で アクセスも良く、皇居も近いことから 週末ランナーにもおすすめなんだとか。 都心ならではの暮らしを満喫できる 和モダンなお部屋です。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link