家を選ぶ時の決め手は、みなさん それぞれあると思いますが、私は リビングの陽当たりを大事にしたい。 家族が集まり長い時間を過ごす場所 だから、暖かく、くつろげる場所に したいもの。 こちらのお部屋は特に工夫が なされているんです。

各住戸を斜めにずらして配置する 「雁行型」を採用し、 南側と西側にバルコニーのある 2面採光のリビングに なっているんです。 1996年に建てられ、 今年9月にリノベーションが施され より住みやすく、 美しく生まれ変わりました。

カクカクの外観を見ると「雁行型」を 実感できますね。 2階のお部屋が今回の物件。

ファミリーにぴったりな3LDK。 各居室には収納があるのも魅力的。 水回りも集まっていて、動線も良さそう。

孤立感のあったキッチンは、 開口部を大きく広げ、 ダイニングとの繋がりを 感じられるようにリノベーション。 大きな窓で陽当たりもばっちりです。

お料理しやすいL字型のキッチンは グレートーンで統一されて スタイリッシュ。

グリル付きの3くちコンロに たっぷりの収納で、 毎日のご飯作りがはかどりそう。

おこもり感があって、お料理に 集中できるのもいいですね。

でも、手伝って欲しい時には 「おーい」って呼べるリビングとの つながりを感じられる開口部です。

ダイニングテーブルで宿題をする 子ども達を気にしつつ、 作業や食器洗いなんかもできそう。

リビングは12.1帖とすでに広めですが、 隣接する洋室の引き戸を開けると 板間が広がり、プラス6帖の広さに。

赤ちゃんがいるご家庭なら こちらを寝室にすると、夜の授乳に 便利が良さそう。

クローゼットを開けると 中にはアクセントクロスが。 隠れたおしゃれで、すてきです。 他のお部屋のクローゼットも 同じ様になっているのでお楽しみに。 出窓になっている窓際は、 グリーンや雑貨を飾ってインテリアを 楽しめるスポットですね。

引き戸を閉めても、リビングの広さは 十分ありますが、

開け広げるとやはり 開放感がありますね。 家族が少なければセカンドリビングに してもいいかもしれません。

6帖のROOM1は東と北に窓がある 2面採光。

こちらのクローゼットの中は ペパーミントグリーンなんですね。 シックな色の建具とあいまって クラシカルで上品なおもむき。

ROOM2はコンパクトな4帖間で、 子ども部屋やワークスペースに ぴったり。

こちらのアクセントクロスも ペパーミントグリーンでした。

サニタリーは全て新規に設置。 大きな鏡のある洗面台は 広くて収納もたくさん。

アクセント壁がおしゃれな バスルームは浴室乾燥機付き。

トイレも温水洗浄便座に新しく交換。 洗面台とお揃いの床に シルバーのタオルバーや ペーパーホルダーがさりげなく おしゃれです。

川崎と横浜の間で、穴場的人気がある JR鶴見駅から徒歩13分。 京浜急行鶴見駅も徒歩圏内。 駅前にはにぎやかな商業施設が あるにも関わらず、 物件の周りは閑静な住宅地。 住みやすいことこの上ありません。

制限はありますが、ペットも飼育可能 とのこと。 陽当たりのいいリビングで 愛する家族やペットと食卓を囲んだり 団欒したり…。 憧れてやまない情景が自然と目に浮かぶ 明るく暖かみのあるお部屋です。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link