たとえば、リビングの壁を埋め尽くすタイル。
センスのいい物件を見ていて
「ほー！ その素材をそこに使うのか」
と感心することってありますよね。

このお部屋は、そんな「ほー！」の連続。
ひとり暮らしにぴったりな
37㎡の1LDKに、信じられないほどの
こだわりとかわいらしさが詰まっています。

まず、玄関に入っていきなり「ほー！」。
扉を開けると、壁一面の
タイルが出迎えてくれるんです。
シンプルな白のクッションフロア、
木の建具との組み合わせも良い感じ。
ガラス窓から、これまた素敵な
洗面所がちらりとのぞきます。

その奥に広がるLDKにも
もちろんこだわりがいっぱい。
リビングダイニングの床は
美しく経年したヘリンボーン、
キッチンの周囲にはタイルが敷き詰められ、
両スペースをゆるくゾーニング。

キッチンは壁にも床とお揃いのタイルが。
4くちコンロに収納スペースも充実し、
気持ちよくお料理できそうです。
窓があって明るいのもいいですね。

LDKは2面採光で、メインの窓はこちら。
大きな開口からたっぷりの光が注ぎます。

窓の隣には、天袋付きのクローゼット。
逆側の壁には大容量の造作棚もあるので、
ひとりなら収納に困ることはなさそう。

リビングダイニングの壁は
玄関からつづくタイル、天井は板張り。
その奥に見えている
木の建具に囲まれたスペースは、

程良いおこもり感のある寝室でした。
ベッドを置けば余白はほとんど残らない
4帖ほどのスペースだそうですが、
ガラス窓の仕切りと

窓と扉のおかげで圧迫感はなし。

扉の外はちょっとした
ベランダのようなスペースになっています。

フォルナセッティの植物柄の壁紙や
こだわりの建具たちは、
いずれも「ほー！」を通り越して
ため息が出そうなすばらしさ。
これはまさに女の子の
憧れの寝室ではないでしょうか。

浴室と脱衣所はコンパクトで、
とくに浴槽は三角座りでないと
浸かれないくらいのサイズとのこと。
そんなの問題ないですよね。
この真っ白のタイルが張られた
素敵なお風呂に毎日入れるなら、
三角座りなんて全然苦になりません。

場所は山手通り沿い、
中目黒駅と目黒駅のちょうど中間地点。

6階建てのレトロなビルの最上階です。

中目黒も目黒も恵比寿も徒歩圏内の
ザ・都市生活が満喫できるエリアで、
こだわりとかわいいが詰まった部屋に住む。
東京でのひとり暮らしの
ひとつの理想形を見た気がします。