関西出身者なので京都への
過剰な憧れはないのですが、
それでもやっぱり特別だと感じるあの街並み。
昨今はどこも混雑してるとわかっていても
帰省のたびについ訪ねてしまいます。

そんな京都の街並みを
たくさんの大きな窓で切り取って、
借景に囲まれて暮らせるお家があれば
そりゃあもう最高でしょうけれど、
現実的じゃないよなって
ふつうは考えるじゃないですか。

ところがですね。
すでに写真を小出しにしているので
お気づきだと思いますが、あるんです。

場所はいわゆる西陣のあたりで、
北野天満宮や上七軒まで徒歩10分強。
黒に統一されたシンプルな外観は
一見、ふつうの戸建てのようですが、
よく見ればそこかしこに大きな窓！

空間を贅沢に使った3階建ての2LDK。
1階にトイレとシャワールーム、
2階にもトイレ、それからキッチン。
3階に浴室があります。
順番に見てまいりましょう。

1階は窓際にカウンターのある洋室。
奥のスペースは引き戸で
仕切ることもできます。

別角度から見るとこんな感じ。

お向かいにある風情たっぷりの
民家の瓦や植栽が切り取られ、
まるで並べて掛けられた絵画のよう。

2階のLDKは…

借景がさらにダイナミックに！
いや、これは圧巻です。

2階と3階は吹き抜けになっているので、
壁の高さの大きな開口に加え、
高い位置も含めて窓、窓、窓。

ちなみに外からの視線が
気になる箇所には目隠しの扉や
カーテンレールがついていますよ。

キッチンはコンパクトですが、
ワークトップが広く、
収納もたっぷりで使いやすそう。

お洋服はこちらへどうぞ。

それでは内階段を上って3階へ。

こちらのフロアの窓は
ちょっと変わった形なのですが、

寝室を想定しているだけあって、
外からの視線が気にならない
位置に配されているようです。

このちょっとした広縁といって
いいのかしら？
畳のスペースも良い感じ。

奥はバスルームになっています。

こちらの物件、掲載元の八清さんは
観光拠点のセカンドハウスとしての
使用を推奨されています。
写真のように
1階に客用のベッドを置いたりしてね。

もちろんそれも素敵な用途ですが、
個人的には1階をオフィス、
2階と3階を住居にするのも
いいのでは？ と思いました。

だってほら、2階へは外階段を
使ってアクセスするので、
1階と2階の玄関は別になりますし。

1階の中央のスペースに
スタッフたちの作業机を置いて、
閉め切れるほうのスペースは
ミーティングルームする。

フリーアドレスにすれば
カウンター席は取り合いになりそう。
デザイン事務所とか、
めっちゃ似合う気がしますし、
それなら私にもこのお家を
使えるチャンスがあるのでは!?
（雇われる側で）
なんて妄想をしてしまったのでした。