京都・北山駅にほど近いエリアに佇む
クラシカルでどっしりした建物。
赤レンガ風のタイル張りの外観と
大きなアーチ窓が目を引きます。

竣工は1976年。
れっきとしたヴィンテージでございます。

1階にはお店が並んでいるようだし
店舗ビルだろうなと思っていたら、
居住用のお部屋もあるのだそう。
まじですか？
この建物の中にどんなお部屋があるのか、
気にならないわけがない。

というわけで、中へ。
近くで見てもかっこいい外観だなあ。

丸窓のある廊下に期待が高まります。

お部屋の扉を開けると…

あらまあ、素敵！
こっくり深い色のフローリングと天井、
それに映える真っ白な壁、
天井に届きそうなサイズのアーチ窓……。
外観と違わぬ
クラシカルな空間ではありませんか。

入居者を募集しているのは、
301号室と302号室の2つのお部屋。
ともに35㎡のワンルームで
賃料も同じですが、雰囲気が異なります。

301号室の特徴は、
先ほどお見せしたダークカラーの床と天井。
この、あえて暗くした感じがたまりません。
角部屋なのでアーチ窓が3つ並び、
日中は陽の光がたっぷり注ぎます。

こちらのお部屋には大容量の収納も。
収納前のゾーニングされたスペースは
ベッドを置いて寝室にしたい。
ヘッドボードに縦スピンドルが入った
アンティーク風のベッドとか
めちゃくちゃ似合いそうです。

玄関のほうを振り返るとキッチンが。

キッチンは古いタイプですが、
ぴかぴかで清潔。
大切に使われてきたのでしょうね。

バスルームも同様に、
旧式ではあるもののとってもきれい。

床に敷き詰められたレトロなタイルが
アクセントになっています。

302号室には、アーチ窓が2つ。

フローリングの色が301号室より明るく、
天井も白く、よりモダンな雰囲気。

301号室と同じく
ベッドを置くのは部屋の隅っこだな。
収納はありませんが、
このお部屋の雰囲気に合う
収納家具を探すのも楽しそう。

収納がない代わりに、
キッチンはこちらに軍配。
一面に白いモザイクタイルが張られて
とってもかわいらしい。

お風呂もこちらのほうがやや現代的。
床のタイルは301号とお揃いです。

どちらのお部屋にしようか
迷ってしまいそうだけれど、
いずにしても主役はこのアーチ窓。
窓を活かした空間づくりのプランを
考えるだけで、
なんだかわくわくしてきませんか？