あたたかみを感じる こざっぱりとした素朴な内装と 一面の窓がもたらす開放感。 こういう雰囲気のお部屋に めっぽう弱い私です…！

好きだと思ったら団地だった、 ということが多いのですが 今回もそうでした。

ご紹介するのは 連なる4棟のうち西側の建物です。

3階のお部屋までは階段で。 毎日のちょうど良い運動に なりそうですね。

面積63.77㎡の2LDKなので ふたり暮らしやファミリーでも ゆったりと過ごせそうです。

白壁とのコントラストが美しい こっくりとした色味の玄関扉。

三和土の脇には腰高の シューズボックスがありました。

正面の扉を進むと…

南向きの窓から光が入る 14帖の広々リビング！

明るくて、のびのびとしていて。 心にもゆとりをもたらしてくれそうな 包容力を感じます。

シンプルな内装だからこそ インテリアが映えるでしょうね。 天井のダクトレールには お部屋の主役になるような ペンダントライトを吊るして

座り心地の良いソファを置けば 自然と家族が集う寛ぎの場に。 壁に映画や推しの映像を投影して 皆で同じ時間を共有するも良し、

一緒にいながら、各々が 好きなことに没頭するも良し。

横長いバルコニーは 室外機が上に設置されているので 奥行きを最大限に生かせられます。 掃除しやすいところもありがたい。

目の前の景色は開けていて 遠くには山も見えますね。

すぐ近くには川が流れているみたいですよ。

窓のあたりから室内を眺めてみると 同じお部屋なのに 無機質さが増して見えます。

切り替わっている床材に合わせて キッチンまわりはステンレスや アイアンの家具なんかで クールにまとめても素敵でしょうね。

照明がスッキリとしたダウンライトに なっているところも良いな。

ご機嫌で料理ができそうな ピカピカのキッチンは グリル付きの3くちコンロに 十分な作業スペースもあります。

キッチン脇の収納は リビングで使う小物類はもちろん パントリーのように使っても。

収納のお隣には洋室へと続く 引き戸が並んでいます。

リビングとつながりを感じるつくりなので 子ども部屋に良いかもしれませんね。

洋室からもバルコニーに出られます。 6帖の広さがあるので ベッドやデスクを置いても 窮屈にはならなそうです。

洋服はポール付きの収納に 仕舞えますよ。

続いて、キッチン左側の和室へ。

畳の手前には半畳ほどの 板の間があります。

和室なのにドアで出入りするなんて なんだかおもしろいですよね。 こちらも洋室と同じく6畳。

おや、障子の先にも部屋が…！？

面積はおそらく3帖くらいでしょうか。 ヘリンボーン柄床が可愛らしい 小部屋がありました。

ちょっとした書斎や趣味の空間に ぴったりなサイズ感ですね。

窓の外にも小さなスペースが。 植木鉢くらいなら置けるかな？

和室は窓から離れていますが 障子が光を届けてくれますよ。

玄関側に戻りまして サニタリーを見てみましょう。

脱衣所はコンパクトなL字型。 収納は洗面台の下部だけではなく

ミラーの裏側にもありました。 棚の高さが変えられるので 背が高いスキンケア用品も置けそうです。

洗濯機置き場も脱衣所内に。

水まわりは新しいものに 取り替えられているようです。 バスルームは追い焚き機能付きで

小窓があるのもうれしいですね。

温水洗浄便座付きのトイレも 清潔感たっぷりです。

場所は福岡市の城南区で 樋井川沿いの住宅街に位置します。

近隣にはショッピングモールや 24時間営業のスーパーなどがあり 日々のお買い物に困ることはなさそうです。

最寄駅からは距離があるので 駅までのアクセスには バスを利用するか、

自転車や原付バイクを 活用するのが便利そうです。

おおらかなリノベルームで 大切な人と過ごす穏やかな時間。 身も心もやさしく癒されていくような やさしい日々が思い浮かびます。

文・山中みく 香川県出身のイラストレーター。海と山の近くに住んでいます。古着と映画と旅が好き。 ＠miku_yamanaka