窓の外に緑が揺れる コンクリートとヘリンボーンの インダストリアルな広々リビングには 小上がりとサンルーム！

魅力的な言葉たちに早くも 骨抜きにされてしまいそうですが これ、まだほんの序の口なんです。

1SLDKのお部屋の中には ウォークインクローゼットに 何やら気になる円形空間が…！

はやる気持ちを抑えて 玄関から順に見ていきましょう。

室内に入るとまずは広い土間。 突き当たりには大きな姿見があります。

玄関側からの眺めも良い雰囲気ですね。 ウォークインクローゼットの一部も 土間になっているので コーディネートを考える時に 靴選びがしやすそうです。

洋服の収納以外にも 様々な使い方ができそうな 3.8帖ものクローゼット。 セレクトショップのように ゆったりと服を吊るして

靴は土間の窓辺に並べようかな。 椅子とテーブルを置いて ちょっとした休憩スペースに するのも捨てがたい…。

クローゼットのお隣には ミステリアスなアールの壁！ 中はなんと…

円形の本棚になっているんです！ 文字通り好きなものに囲まれて 過ごせる夢のような空間…。 本はもちろん趣味のコレクションを ディスプレイしても良いですよね。

鍵穴形にくり抜かれた天板は デスクとしても使えるのだとか。

廊下との仕切りはカーテンなので 換気や椅子などの出し入れも スムーズに行えそうです。

小部屋を出て奥へ移動すると…

18.1帖の開放的なリビング。 南西向きで日当たりが良く 風もよく通り抜けそうですね。

床一面に敷かれたヘリンボーンには 無垢材が使われているんですって。

壁面にはテレビボードにぴったりな 造作棚がありました。

小上がりは遠目だと 板張りのようにも見えますが、

麻のような素材が 使われているのだとか。 そのままごろんと寝転がっても 快適に寛げそうですね。

下には収納が隠れていました。 全部合わせるとかなりの容量！

さらに、小上がりはカーテンで 目隠しすることもできるみたいです。

右奥に見えているのは 魅惑のサンルーム…！

観葉植物をたくさん置いて 小上がりに腰掛けて眺めたいな。

バルコニーはコンパクトですが 奥行きがしっかりあるので 窮屈さは感じませんね。

窓の外には気持ち良く抜けた空と、

ワサワサと生い茂る木々が望めます。

目線を下げても緑がいっぱい。 近くに大きな通りがあるので 窓を開けていると時間帯によっては 車の音が気になるかもしれません。

お部屋に戻りまして 続いてはキッチンを見てみましょう。

カクカクっとしたスタイリッシュな デザインが美しいですね。 IHの3くちコンロと、 シンクの下には食洗機も 付いているようです。

カウンター背面の 木目の扉を開けると…

パントリーとして使える 収納用のスペースがあります。

冷蔵庫もこの中に置けますよ。 散らかりやすい部分を まるっと隠すことができるので、

いつでもスッキリとした状態を キープできそうです。

キッチンの隣に見えている 引き戸の先には

寝室にちょうど良い 2.8帖の洋室があります。

壁面のラックは高さ調節可能なので さきほどの本棚に入らなかった 大型本なんかも置けますね。

この部屋には窓がなく、 照明は小さなダウンライトのみ。 この薄暗さが心地よい眠りに 誘ってくれそうです。

サニタリーは廊下にまとまっていて、

洗面台はクローゼットの正面に。 2つ並んだライトや シャープな洗面ボウルが とってもおしゃれ！

洋服が決まったら すぐにヘアメイクもできちゃいますね。 横長いカウンターも 使い勝手が良さそうです。

白を基調とした明るい 脱衣所兼洗濯機置き場は

入り口に扉はなく、 カーテン用のワイヤーが 取り付けてありました。

お部屋のコンクリートに合わせた グレーパネルのバスルームと

温水洗浄便座付きのトイレ。 どちらも清潔感がありますね。

最寄駅は阪急電鉄京都線の十三駅。 阪急電車が3路線使えて 梅田まで一駅という便利なエリアです。

駅周辺には商店街があり 外食する際の選択肢が多いのも 嬉しいポイント。

マンションの共有部は きれいに保たれていて 管理が行き届いている印象です。

エレベーターはお部屋がある3階には 止まらないため、必ず階段を 使うことになるのだとか。 家に帰るのが楽しみすぎて 階段を上がる足取りも軽くなりそう。

はぁ…あまりにも見どころがいっぱいで 思わずため息が漏れてしまいます。 心踊る要素がぎゅっと詰め込まれた このお部屋で、至福のおうち時間を 過ごしてみたいものです。

文・山中みく 香川県出身のイラストレーター。海と山の近くに住んでいます。古着と映画と旅が好き。 ＠miku_yamanaka