ゴッホの絵画《黄色い家》や、
川上未映子の小説『黄色い家』。
黄色い家と聞くと、その中で繰り広げられる
夢のような共同生活を想像してしまいます。
いずれの作品も実際に作中に描かれる家は
そんなに黄色くなかったりするのですが、
私の「黄色い家」のイメージを体現する
アイコニックなお家を都心で見つけました。

場所は神宮前二丁目。
原宿や表参道に隣接しながら、
昔ながらの商店やおしゃれな個人店、
住宅などがぎゅっと密集する
アットホーム感のあるエリア。
その中でもひときわ存在感を放つ
レモンイエローの外壁が目印です。

お家は3フロア3LDKの一戸建て。

白い扉を開けて廊下を進み、
大容量のWICを横目に
まずは2階のLDKから見てみましょう。

白を貴重にしたシンプルな空間に、
外観と同じくビタミンカラーの
オレンジのキッチンが映えます。
キッチンとリビング、
それぞれに2つ並ぶ小窓がかわいい。

14.4帖あるので、
リビングスペースもゆったり。
採光は先ほどの小窓たちと
大きな掃き出し窓のほか、

なんと吹き抜けの天窓も。
光と風がよくめぐる空間だと
わかって思わずガッツポーズ。

2階のトイレは洞窟っぽい
落ち着ける空間に仕上がりつつ、
ここにもきちんと小窓があります。

見ているだけで楽しくなる
オレンジ色のキッチンには
ビルトインのオーブンレンジや食洗機が。
収納の多さも申し分なしですね。
食器棚に収まった残置物の冷蔵庫は
撤去の相談も可能だそうですよ。

3階には和室があり、
これがまた良い雰囲気なのです。
写真にちらりと見えているのは
ベビーベッドかな？
うんうん、この窓辺に赤ちゃんを
寝かせたい気持ちめっちゃわかる。
小さなお子さんの子供部屋にも
ぴったりなんじゃないでしょうか。

3階のバルコニーからは
神宮前の景色を一望。
周囲には意外にも高い建物がなく
視界が抜けています。
自慢のレモンイエローの外壁が
ちらりと視界に入るたびに
気分が上がりそう。

洋室は寝室にどうぞ。
窓も収納もたっぷりありますよ。

最後はふたたび1階へ。
シンプルな洋室は床下収納付き。

冒頭でご紹介したWICも頼もしい、
収納が充実したフロアです。

サニタリーはスタイリッシュな
モノトーンで統一。
憧れの（！）ダブルボウルの洗面台、
タオルウォーマーのある脱衣所、
追焚き・浴室乾燥機能付きの
バスルームなどなど、
設備の充実っぷりが光ります。

ここを家族の生活の場にするのは
もちろん、SOHO利用も可能とのこと。
未来への希望が詰まった戸建で始まる
あなたの黄色い家の物語、
どんなストーリーになるかな？