コンクリートに木の建具、むき出しのパイプ。
異素材の組み合わせがバッキバキにキマった
心躍る空間ですが、

外観は白いタイル張りの外壁に覆われた
オーソドックスなマンション。

「この中にあのお部屋が？」という
ギャップがたまりません。

お部屋は17.62㎡の
コンパクトなワンルーム。
たくさんあるこだわりポイントの中から、
まずは最大の特徴のひとつである
ロフトベッドをご紹介しますね。

DIY的なあたたかみがありつつも、
どっしりしっかり備え付けられた本格派。

はしごを上ると…

このおこもり感！
手すりまでインダストリアルを貫いた
ディテールへのこだわりがニクいなあ。
ロフトの床はすのこ状になっているので
マットレスを置いても通気性ばっちりです。

ヘッドボードにあたる場所には、
これまた無骨なインダストリアルランプが。
寝る前にランプを灯して、
読みかけの本を読みましょうか。
コンセントカバーもお部屋の雰囲気に
しっかりなじんでいます。

朝起きたらこの光景ですからね。
まさに大人の秘密基地！

しかも部屋の隅から隅まで、
どこを見てもかっこいい。

ほら、電球ひとつまで…（ごくり）。

ベッドの下には
可動式のオープンクローゼットがあります。
なにしろコンパクトなお部屋なので、
空間は有効的に使いたいところ。

小さなデスクとチェアを置いて
作業スペースにしてもいいですね。
ここにもほどよいおこもり感があって
集中できそうですよ。

ロフトベッドのお向かいには、
アートを飾ったりスリムな棚を置いたり。
緑を並べてもいいなあ。

ここでちょっとひと息ついて、
バルコニーへ出てみましょう。

住宅街の中ながら、意外にも
視界がひらけていて広い空が望めます。
ご近所さんたちも
このお部屋がこんなに素敵なの、
想像もつかないだろうな。

それではお部屋に戻って、
先ほどからちらりと見えていたキッチンへ。
居室スペースとの間に段差があって
ゆるりとゾーニングされています。

一見はルックス重視の
インダストリアルなキッチン。
ですが、じつはかなり機能的なんです。

まずひとつは、木の天板に確保された
ゆとりある作業スペース。
自炊派としては譲れないポイントです。

それから前面が白いタイル張り
なのもありがたい。
タイルの左側に設置されているのは
マグネットの包丁スタンドでは？
包丁やキッチンばさみが
ペタっとくっついて便利なんですよ。

水栓はデザイン性と機能性を
兼ね備えたグースネック型。
木の天板とのコントラストも素敵です。

そしてもうひとつ見てほしいのがこちら！
木の造作シェルフの下に、さりげなく
ハンガーポールが備えられているんです。
キッチンツールをS字フックにかけて
吊るす収納が捗りますね。

コンロは2くちIHですが、

使わないときは木のシェルフに
収納できちゃいます。

さらに極めつけは、小物たちを収納できる
備え付けのキャビネットワゴン。
実用性に加え、この機能美よ！

キッチンの隅っこの壁には
コンセントとトグルスイッチがありました。
なんでここまでこだわられるの…。

サニタリーは大きなミラーのおかげで
3点ユニットが広く見えます。

玄関もシンプルながら
機能は抜かりなく、

隙間を利用したのっぽなシューズボックスが。
上から下までお気に入りの靴で
埋め尽くしちゃいましょう。

ドアを入ってすぐの壁には
便利でかわいいフックたち。
鍵などを引っ掛けて忘れ物を防止。

かっこいいだけではなく、
機能性にも配慮しまくった
こだわりのワンルーム。
お家賃も「ほんとにいいんですか？」と
聞きたくなるレベルの、
懐の深いお部屋です。