緑に映えるターコイズブルーの壁に赤い屋根。
外国のお家のようなかわいらしさに
一瞬で心をつかまれてしまいます。

こういうお家、ジブリ作品にも
出てきませんでしたっけ？

ウッドデッキからは、
見渡すかぎりの田園風景と青い空。
自然豊かなこの場所は、
糸島半島の最西端・志摩芥屋エリア。
そう、最近注目の糸島です。

ふと見ると、外壁と同じ色に塗られた薪棚が。
これは薪ストーブがある予感。
さっそく室内を見てみなくては。

年月を経た味わいのある床板や
白いドア枠に見とれつつ、
深緑の玄関ドアを開けてさあ中へ。

1階は玄関ホールを中心に
LDKと洋室、水まわりを配置。

広々としたホールの床には
凸凹を残してカットされた
表情豊かな石が敷かれています。

やっぱりありました、薪ストーブ！
かつてはリビングの中央に
大きな暖炉があったそうですが、
現オーナーさんが薪ストーブを
新しく設置されたのだとか。

アールがかった白い壁にたくさんの窓、
高い天井、無垢材の床、薪ストーブ。
この組み合わせに
ため息が出ない人はいないのでは？

それにしても立派な薪ストーブだこと！
冬場でもこの一台だけで
家中が温まるそうですよ。

リビングの出っ張ったアールの部分に
こんな木のテーブルを置いて、
ていねいに淹れた紅茶を飲んでみたい。

くるりと振り向くと、
さわやかな水色のキッチンが。
上げ下げ窓からのぞく緑も素敵。
キッチンを含め、水まわりは
7年前にリフォームされているそうです。

もちろんサニタリーも
期待を裏切らないかわいらしさ。
モザイクタイルの壁も床も
ころんと丸いバスタブも、全部が好きです。

洗面所だってこの通り！
ほんと、どこを切り取っても画になるなあ。

よく見ればペイントしたような
色とりどりのモザイクタイルに、
上げ下げ窓にあしらわれたバラ。
はあ…ずっと眺めていていいですか？

ここで一度ホールに戻りまして、
次は洋室の扉を開きます。
おや、これは…

なんて素敵なアーチの窓！
10帖と、広さも十分。
窓を大きく開けて
光と風を部屋に招き入れたら
気持ちがいいだろうな。

ちなみに廊下や部屋に設置された木製棚は
オーナーさんのDIYによるもの。
芸術関係のお仕事をされている方で、
ドイツで暮らした経験もあるそうですよ。

吹き抜けから見下ろしたリビングは
こんな感じ。
仲良しさんを呼んで
ホームパーティしましょうね。
2階の写真はありませんが、
17帖の広さの洋室とのことです。

どの空間も最高、
欠点のなさそうなこちらの物件、
あえてネガティブポイントを挙げるとすれば
水は井戸水なので飲用できない点だそう。
うーん、それってネガティブポイントかなあ？
外国ではわりとよくあることですし。
近くの水場で購入するか、
ウォーターサーバーなどをご検討くださいね。

そんな、すべてが外国仕様の
こだわりの詰まったお家。
気になる方は、糸島へドライブがてら
見に行ってみてはいかがでしょう。
人生を変える出会いが
待っているかもしれません。