格子の入った両開き風の窓に、平たい屋根。
暖色のニュアンスカラーの外壁。
南フランスのアパルトマンのような
佇まいに思わず一目惚れです。

マルシェ帰り、野菜を無造作に入れた
紙袋を抱えて川べりをゆっくり歩いて…。
そんな妄想が広がってワクワクしてきます。

お部屋は1SLDK。
45.65㎡と、一人暮らしには十分な広さ。
バルコニーがない代わりに
ちょっと珍しいサンルームがありますよ。
サニタリースペースもご紹介したいのですが、
それは後ほどあらためて。

優しいオレンジのアクセントクロスが
なんとも素敵な広々とした洋室。
その隅っこにサンルームがありました。

中のポールに物干し竿をかければ
バルコニーと同じ感覚で洗濯物が干せます。
でも、それだけではなくて。

サンルームって観葉植物を
育てるのにもいいんです。
棚にたくさん緑を置いてお世話して、
毎朝その中での瞑想…なんて
ルーティン、いいなあ。

サンルームのドアは大きく開くから、
外からの風や光を遮ることもありません。

インテリアは北欧スタイルかな。
私なら、ヴィンテージライクな家具を選んで、
壁には額縁をいくつも飾って。
大きなフロアランプを置いて、
お花を生けた花瓶をあちこちに。
ちょっとヨーロッパを意識しすぎかな。
でもいいんです。
どうせなら外観だけでなく
お部屋の中も欧州に振り切りたい。

ウォークインクローゼットには
たくさん服がかけられそう。
おしゃれさんにはうれしいけれど、
あえて厳選したものだけを大事に着る
ライフスタイルも素敵だなあ。
『フランス人は10着しか服を持たない』
みたいな本、ありましたよね。

ああもう、かわいすぎる。
この白い洗面台とタイル、
ヨーロッパの小さなホテルにありそうです。

そしてこの猫脚のバスタブなんて、
フランス映画で見た雰囲気そのまんま。
入浴剤で泡だらけにして長風呂を楽しみたい。

なめらかな曲線のバスタブと、
洗面所とおそろいの壁のタイルの
組み合わせがたまらなく好きなんです。

シャワーだけでサッとすませたい日は
シャワーブースへどうぞ。
むしろ日常的にはこちらをよく使うかも。

ピンクがかった壁の色が
これまたかわいらしくて。
バスタブもトイレもすべてが調和した
お気に入りの空間です。

そのバスルームの光がふんわりと透ける
ダイニングキッチン。
訪ねてきたお友達と一緒に
テーブルを囲んでおしゃべりを
楽しむにも十分な広さです。

とはいえ、キッチンそのものは
コンパクトなのかなと思いきや、

2口ガスコンロだし、
下に収納は付いているし問題なし。
ワゴンを足せば
使い勝手がもっと良くなりそう。

キッチン隣の洗濯機は、扉を閉めれば
生活感と一緒に隠せますよ。

そしてうれしいのが、たっぷり靴が
収納できるシューズクローゼット。

近くにスーパーも飲食店もあり、
そばに堀川が流れるエリア。
妄想そのままに、
買い物に出かけるついでにカフェに寄り、
帰りは堀川沿いを散歩したりして。

憧れのヨーロッパのアパルトマンで
暮らす気分を疑似体験できそうです。