豪邸が大好きな 物件ファンファンの皆様に 自信を持ってご紹介できる 敷地1304㎡の大豪邸が 飛び込んできましたよー！

まずは次の画像をごらんあれ。

航空写真で物件を紹介するのは さすがに初めてなので、 テンションが上がります！ 自然をこよなく愛し、 園芸を趣味とされていたドクターが、 週末専用のクリニック住宅として 使用されていた、広ーい豪邸。 こちらの魅力を存分にお伝えするべく、 この広大な敷地をA～Dに分けて ご紹介させていただきますね。

まずは道路に面したAゾーンから。 門を開けると、建物の顔とも言える 瀟洒な洋館づくりのお目見えです。 3面窓のトンガリ屋根のでっぱりに キュンときます。

正面から左側に回るとあらわれるのが ゆったりと上品な玄関ポーチ。

優美なガラスの入ったドアを開けると 靴をたっぷり仕舞える 下足箱のある玄関。 元々は耳鼻咽喉科だったそうで Aゾーンはその診療所にあたります。

間取り図では左上から右上のあたり。 先ほどの玄関は右上のもの。

靴を脱いで上がると、 よく磨き上げられた美しい待合室。 木がふんだんに使われ、 あたたかみを感じます。

優しい光が、アーチの高窓から 降り注ぎます。 こんな待合室なら 気持ちが和らぐに違いない。

診療室はなんと25.9帖の広さ。

これだけ広さに余裕があれば どんな業種でも開業できそう。

さて、お次は住居として 利用していたというBゾーンへ。

これはまた…重厚なつくりの玄関扉！

横には広ーい屋根付きの車庫が伸びています。 あは、一体何台駐車できるんだろ…。

扉を開けると中は 広いホールになっていました。

この大きな振り子時計が置けるという だけでも驚きですが、 建物の雰囲気にお似合いで 存在感も抜群。

アールを描く階段もエレガント。

それにしても、広い…。

ここでいま一度、間取り図を確認。 上の写真で、階段奥の突き当りに 見えていたのは書斎のようです。

すぐ隣は診察室なので、 院長室でもあったのかな。

ちなみに書斎の前には、 ホームエレベータが 備え付けられています。

こちらは2階に着いたところ。 ご家族に足の不自由な方がおられても 安心ですね。

そして一番奥には広い広ーいリビング！

お客様10人…いや20人くらいは 余裕で呼べそうなほどの広さ。

天窓がある吹き抜け天井になっていて 開放感も素晴らしい。

キッチンには大容量の木製戸棚。

築20年以上ですが 大変きれいに使われていたようですね。 充分な作業スペースに勝手口もあり 使い勝手がとても良さそう。

大人数のお料理もどんとこいですね。

リビング横には広い和室も。

こちらは12畳あり、 広縁がぐるりと取り囲んでいます。

立派な書院造で、凛とした 和の空気が漂っている。 和と洋を楽しめるだなんて、贅沢…。

陽の光さしこむ広縁に、 籐のテーブルセット。 旅館の、憧れのあのスペースが おうちで完全再現できるなんて… なんと素晴らしいこと！

広縁からは広ーいお庭が見渡せますよ。

このお庭も見どころたくさん。 後ほどのお楽しみに。

室内に戻り、1階の水回りもご案内。 こちら、トイレです。 立派な手洗いがついていますが、 トイレなんです。

ここが洗面所。 ね、トイレの手洗いより、数倍も豪華でしょ。 鏡が大きいのなんの。

脱衣所には汚れものにも対応できる スロップシンクもありました。 これは、小さいお子さんや、 高齢者の方が居るおうちでは とても重宝するはず。

大理石調に仕上げられたバスルームは 高級感が漂いますね。

激務の疲れを癒せるよう、 ホームサウナもありますよ。 うん、「さすが」としか言いようがない。

と、盛りだくさんの1階でしたが、 まだ2階がございまして。

2階の間取り図はこちら。 居室が3部屋に、納戸と ウォークインクローゼットが2つと これまた広いこと！

もうね、なんならこの 階段のホールでひと部屋作れそうな くらいですよ…。

飴色の建具や手すり、床も 見目麗しく。

階段を上がってすぐには 洋室が2部屋。

6.7帖のシングルルームには 1.5帖のウォークインクローゼットが ありますよ。

こちらは9帖のツインルーム。 収納はありませんが、陽当たり良く ほど良い広さで ゲストルームに最適かな。

そうそう、階段横には納戸もあるんです。 こう見えても7.5帖あるので、大家族でも 荷物置き場はご心配なく。

そして、奥にたたずむ 和室なんですが…。

なんと前室があるんです。 ますます、旅館のよう…。

わあ、広い床の間。 しっとり、落ち着く和の空間。

掃き出し窓の向こうは 隣の洋室とひとつづきの 広いバルコニーになっています。

2面に窓があり、陽当たりも 風通しも言うことなしです。

和室を出まして、 そんじょそこらのお宅では なかなかお目にかかることのできない 長ーい廊下の向こうにあるのは、主寝室。

主寝室は13.5帖もあり、 2階で一番大きなお部屋。 写真左側に見える入り口の奥には 2.8帖のウォークインクローゼットも あります。

しかも、主寝室からこの扉を開けると、 サニタリーに直結。

シャワー室に、

トイレはもちろん。

広い洗面台もありますよ。 生活リズムの違うご家族や 2世帯家族でも気兼ねなく 暮らせそうですね。

収納も居室もたっぷりな2階でした。 3階に上がると、屋根裏部屋チックな 雰囲気のある予備室もありますよ。 秘密基地のような趣味の部屋にすると 楽しそう。

やー、もう、ほんと見どころ満載の 母屋でした。 残るは大庭園のC,Dゾーン。

前のオーナーさんが丹精込められたお庭は なんと200坪！

園芸が趣味とあってCゾーンには 流し場のある作業場も 設けられています。

意匠も凝られていて かわいらしいパティオがあったり、

味のある石造りの水洗い場も。

見てください、この素敵な小径を！ 藤棚もあってまるで公園の中を 歩くみたい。

かと思えば、このような、 坪庭に続く和風の通路も。

趣の異なるさまざまな趣向が施されていて、 植えられた樹々はなんと43種！ 果樹もたわわに実るそうですよ。 園芸好きにはたまらないだろうなあ。

はあ、と、思わずため息が漏れる大豪邸。 屋根にはソーラーパネルが 備え付けられていて 太陽光発電も可能とのことですよ。 私には手が届きませんが この設備にこの庭園ならもしかして お得なお値段だったりするんじゃないでしょうか。

大家族の住居としても、もちろん、 このまま居抜きで再び診療所がはいるのも 良いでしょうが、この立派な建物を利用して 新事業を起こすのもありかも。 オーベルジュやウエディングゲストハウス、 シェアハウスや高齢者施設もできそうかな？

都心からほど近い、緑あふれる豪邸で 豊かな暮らしをどうぞ。

文・葱山紫蘇子 劇団維新派→色々→介護業を経験。漫画と建物と書き出し小説が好きな4人の子を持つ大阪のシングルマザー。 @sisokoex