様々な表情を見せる ナチュラルな木目が心地よい 広いリビングが、この家の主役。 床はもちろん、壁でしょ、 天井のルーバーにパーテーション。 緩急のある木の使い方がお見事。

健やかに暮らせる予感しかしない このお部屋があるのは、 神奈川県三浦市。 三崎口駅徒歩3分という好立地です。

1LDKにして リビングが21.5帖という大胆な間取り。 7月にリノベーション工事を 終えたばかりだそうですよ。

部屋の明るさを引き立てる 黒基調の玄関。 シューズボックスの手前には ディスプレイを楽しめる 余白が残されています。 ラックを置いて 上着や帽子を掛けておくにも 便利なスペースです。

玄関横の洋室は 寝室にぴったりの広さ。 小さな窓と収納もあって 使い勝手のいい個室です。

そして、やっぱり兎にも角にも リビングですよ。 プレーンな白い壁には 大きなアートも映えそう。 木目の壁がアクセント的に使われることで 素朴すぎず洗練された仕上がりに。

床材でのゾーニングも 丁度いいところでされているな、と思います。

そして、大きな窓の先に広がるのは この景色です。 奥行きのあるバルコニーから望む 青い空、わさわさと茂る緑。 眼下に広がる カラフルな屋根の下の暮らしを 想像するのも楽しみの1つ。

そんな景色を眺めながら ダイニングテーブルで飲むコーヒーは おいしいだろうなぁ。

ひとり暮らしでもふたり暮らしでも テーブルは大きなものが欲しい。 週末にはお友達を呼んで 三浦半島のお野菜やお魚で おいしいものだらけのパーティをしたい。

シンプルなキッチンは 隣同士でも背中合わせでも 余裕のあるスペースが確保されているので みんなでお料理したって余裕がありますから。

あららら、水回りも素敵。 木目のカウンターで 部屋との調和をとりつつ 黒いタイルでスタイリッシュな空気感。

トイレは脱衣所の奥に。 個人的には トイレは部屋から離れるほど 落ち着く気がするので お気に入りの配置です。

居心地がよすぎて 出られなくなりそうな部屋だけど お休みの日は海に誘われて 外へ繰り出してみたり

人を招く日には 気合いを入れて朝市で 食材を仕入れてきたり。

やっぱり三崎のマグロのおいしさには 抗えないなぁ、なんて 海鮮グルメ巡りのお散歩も ここに住んだら定番になりそう。

ナチュラルな素材で作られた お部屋の中でも 海風が薫る外でも 胸いっぱい深呼吸。 三浦半島で健やかに暮らすなら こんな気持ちのいい部屋が ぴったりだなと思います。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk