トンネル路地をくぐった先で出会う、「青」がアクセントの京町家(京都市東山区72ｍ²の売買物件)

この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。

鮮やかで深みのある
印象的なブルーのタイルに、
ひと目で心を奪われます。

この紫みを含んだ青色のことを
「青藍（せいらん）」というそう。
日本の伝統的な色だそうで、
歴史ある京町家にピッタリです。

間取りは3K＋ロフトを備え
2人暮らしにちょうどいいサイズ。

2023年にフルリノベーションし、
今の暮らしにフィットする
素敵なおうちに大変身。

こちらのおうち、
京都らしいこんな
トンネル路地をくぐった先の
静かな路地裏にあるそうです。

少しかがまないと通れないトンネル路地は
まるで秘密の抜け道みたい。
こんなに細い路地の向こうに
どんな素敵なおうちがあるんだろう。

その路地の先に…
ありました！
落ち着いた雰囲気の京町家。
さっそく中を見てみましょう。

玄関の土間は広々サイズ。
暗くなりがちな場所ですが
ガラスの間仕切りのおかげで光が入り、
開放感もありますね。

しかも、ガラスの間仕切りの向こう側には、
先に紹介した
美しいブルーのタイルの
ダイニングキッチン。

「ただいま」と帰ってくる度に
胸がときめきそう。

1階には
ダイニングキッチンとリビングがあり
ここもガラス戸で仕切られていきます。

路地裏という立地ですが、
ガラス戸の間仕切りのおかげで
おうち全体に光を通し
明るく奥行きのある空間になっています。

コンパクトながら
使い勝手のよいシステムキッチンに
パントリーにもなりそうな広めの
収納スペースも完備。
作業台の上にはダウンライトを装着した
ステンレスシェルフが設置され
とってもおしゃれ。

表の通りに面した側は大きな窓になっていて
自然光が入って明るいのもいい。
高窓はレトロなモールガラスで
雰囲気があって素敵です。

床や建具は落ち着いたカラーで統一され
タイルのブルーが引き立ちますね。

続いて、リビングへとつながるホールへ。

やわらかな光が差し込む
オープン階段を見上げると、天窓を発見。

大きな窓ガラスからは
たっぷりの自然光が降りそそぎ、
室内に明るさを取り込みます。

ホールを進むと
木のぬくもりを感じられる
5.2帖のリビング。

備え付けの棚も素敵です。
テレビを置いてもいいし
お気に入りの本や小物を飾ってもいい。
どんなお部屋にしましょうね。

そして、リビングの奥には坪庭があります。
石組みや庭石、季節の植栽などが配置され
日本の美意識がギュッと詰まっています。

敷地が細長く、
部屋全体に光が届きにくい町家ですが、
坪庭を設けることで通風と採光を確保し
暮らしに彩りと快適さをプラス。
そんな、先人たちの知恵や工夫を
感じられる、小さいけれど贅沢なお庭です。

また、こちらのリビングは
5帖ちょっとと、決して広くはないのですが
不思議と圧迫感がありません。

ガラス戸の間仕切りに加え
階段前のホールと床材を揃えることで
視覚的な広がりが生まれているのかも。

さらに、ダイニングキッチンとリビングは
床暖房の設備付きです。
冬の京都は寒いイメージがありますが、
床暖があれば足元からぽかぽか。