和×モダンな雰囲気がたまりません。
窓から見えるお庭の緑
陽光を柔らかに取り入れる高窓
こんな京町家に住んでみたい…。

京都市内でありながら
街なかの喧騒から離れた、
閑静な住宅街の一画に位置する京町家。
古都らしい風情ただよう
細い路地を入って行きます。

玄関先には趣のある縁側。
お客さんにお茶を出したり
おしゃべりしたり
ご近所付き合いがはずみそう。

間取りはファミリーにも十分な
2階建ての3LDK。
南側に窓や扉が多く
陽光がたっぷりと降りそそぐ
明るさも魅力的です。

ではさっそく、まいりましょう。
こちら正面が玄関。
木製の引き戸が良い味を出しています。

玄関を入ると、
ゆったり土間スペースが広がります。
ここにも高窓が配置され
暗くなりがちな玄関を
明るくしてくれています。

右手はキッチンへの入り口。
左手は板間から和室へと続きます。

まずは、板間と和室から
仕切りがないのでとっても広々。
お気に入りのソファや
テーブルなんかを置いたりして
リビングにピッタリですね。

備え付けられている
ガラス製のペンダントライトが、
やわらかくあたたかみのある
印象を与えてくれます。

2019年に全面リノベーションされ、
京町家の風格と
現代のデザインや機能性が共存する
空間に生まれ変わっています。

和室を抜けるとお庭に出られる縁側。
夏は窓や扉を全開にして
吹き抜ける風を感じながら
夕涼みなんてのもよさそう。

縁側の突き当りに
出文机（いだしふづくえ）を発見。
昔の人は机の代用として
この棚を使っていたのだとか。
建物の歴史の長さがうかがえます。
観葉植物や花を飾るスペースにいいかも。

つくばいのある、風流で
小ぢんまりとしたお庭では、
もみじなど植栽が四季の
移ろいを教えてくれます。

ダイニングキッチンから
玄関先の縁側へ出られる間取りで、
子どもが遊ぶ様子を
見守りながらの台所仕事も。
暑い日はちょっとした水遊びもできそう。

木のぬくもりを感じられる内装に
無機質なキッチンカウンターが
洗練された印象です。
作業台も広くお料理が楽しくなりそう。
そして、コンロの上には小窓。

光を取り込むだけでなく
玄関前の通路が見え、
家族が帰ってくる様子が覗けます。

さらに、お料理好きにうれしい
たっぷり収納。

こだわりの調理道具や
お気に入りの食器など
大好きなモノに囲まれても、
これだけの収納があれば安心。

カウンターからは洗い物をしながら
お部屋を見渡たせます。
お庭まで見える開放感がたまりません。

お風呂、トイレ、洗面台など
水回りは奥にあるのですが、
特筆すべきはお風呂からの眺め。

そう、四季折々で表情を変える
お庭を見ながら入浴できるんです。
…なんて、贅沢！

洗面台の窓からはこんな感じ。
お庭がある京町家ならではの
お楽しみですね。

さて、いよいよ2階へ。

2階には和室が1部屋と洋室が2部屋。
階段を上ってすぐのホールには
トイレと洗面台が設けられています。

大きな窓から陽光が差し込む
明るく広々とした西側の和室。

床の間は当時の面影をそのままに
和の雰囲気が落ち着くお部屋です。
縁側からバルコニーに出られるようで
お日さまの下で
洗濯物を干せるのもいいですね。

真ん中のお部屋は
レトロな窓ガラスを残した
かわいらしい洋室。
窓が多くこちらのお部屋も
明るく、子ども部屋にピッタリ。

こちらは、レトロなモールガラスを
残しながら、モダンな雰囲気に
リノベーションした東側の洋室。

梁をむき出しにした天井は
高さがあり開放感があります。
天井の勾配と、梁の表情が
個性をプラスしてくれています。

場所は京都の中心部にあり、
交通アクセスも抜群。

北大路駅へは徒歩約12分。
北山駅へは徒歩約14分。

さらに、北大路駅地下には
交通起点となるバスターミナルがあり、
京都市内へのさまざまな方面へ
行くことができます。

周辺には
京都市民の憩いの場である賀茂川や
桜の名所として知られる半木の道、
京都府立植物園も徒歩圏内にあり
休日の散策が楽しくなりそう。

また、カフェなどの飲食店のほか、
スーパーも近くにあり生活の利便性も
とってもいいエリアです。

たくさんの窓から差し込む
陽光に包まれた明るい京町家。

こんなおうちで暮らしたら
家族の笑顔が絶えない、
素敵な時間を過ごせそうです。