デザイナーのオーナーが
アトリエ兼住居として住んでいた家。
このアトリエが想像以上に良いので、
まずはその周辺からご覧くださいな。

トップ画像の状態から荷物を取るとこれ。

オーナー居住時の様子がすばらしくて
それが唯一のお手本のようにも思えますが、
こうして見ると「ああしたい、こうしたい」と
妄想がさまざまに湧いてきます。

しかも、アトリエから外へつながる
扉を開け放つと
こんなお庭が広がっているというね。

緑いっぱいのこの場所が
鎌倉市稲村ガ崎二丁目だと聞いたら
驚く人いっぱいいそう。

でもほら、目の前を江ノ電が走っていて

稲村ヶ崎駅までは歩いて4分。
下の写真の右奥に見えるのが稲村ヶ崎駅です。

立地・周辺環境・お家の目玉のスペースを
先に紹介したところで、あらためて家の中へ。何度見てもいいなあ、このアトリエ！
この壁一面の本棚だけでも垂涎モノ。

そして足元に広がる土間打ちの床。

カウンターの向こうは書斎になっていて、
奥に見える通路を進むと洋室へ、
手前の通路を進むとキッチンへ。

え、キッチン？
そう、この物件には1階のアトリエ用の
キッチンがついているのですが…

まさかの飲食店仕様の本格キッチン。
アトリエって料理のアトリエってこと？
と思ってしまうほどの設備の充実ぶり。
どうやらオーナーさんは
料理の研究もしていたそうで、納得。一方、アトリエから別の通路を
進んだ先にある洋室がこちら。

ここだけ床が板張りになっています。
外から直接出入りできる扉があるので
サロン的な使い方もできるだろうし、
ギャラリーにするのも良い。
アトリエを絵画教室にして、
こっちの洋室はPCを使うデジタル系の
デザイン教室にするとかも良いかも。

この洋室の扉のほか、
建物には複数の出入り口があって、

左がメインの玄関、右が洋室の扉。
これらに加えてアトリエやキッチンにも扉が。
用途の異なるスペースに
それぞれ扉を設けることで、
外に開きつつプライバシーにも配慮した
つくりになっています。そんな1階から一転、
2階は家族のためのプラーベートな空間。

左の書斎からも右のリビングからも
リラックス感が伝わってきますよね。

それにしてもリビングの素敵さよ！

吹き抜けならではの高い天井も、
遊び心たっぷりの造作棚も、
経年により味わいが増した床も、すべて良い。

上から見ても下から見ても最高。そして、こちらが住居スペース用のキッチン。
1階の業務用のキッチンも壮観だったけど、
2階のキッチンも全然負けてない。

こちらも飲食店ができそうなレベル！
写真を見るだけでオーナーさんが
暮らしのプロだったことがよくわかります。

その片鱗はサニタリースペースにも。

日当たり確保？ 風通し確保？
いやいや、そんなレベルじゃない。
もはやサンルームのようなお風呂。
最高に気持ちよさそうじゃないですか？

天窓からこれでもかと光が降り注ぐのも
空を眺めながら入浴できるのも
羨ましくてならん。リビングから階段を上ると、そこには
絵本に出てきそうなかわいいロフト。

光に満ちた開放的なおこもり空間って
矛盾する言葉かもしれないですが、
理想的な子ども部屋ですよね。

2階にはほかに洋室が2間あって、
1つは山小屋風のウッディな雰囲気。

もう1つはリビングやロフトと
同じトーンの明るく落ち着いた空間。

後者の洋室とリビングからは
江ノ電も見下ろせるデッキに出られる。

そう、目の前が江ノ電ってことは
視界が抜けてるってことですよ。
緑があって、水平線も見える。

なんだろう、この家の弱点のない
スーパーヒーロー感。
アベンジャーズみたいな家。

土地が借地権なので
月々の出費があるけれど、
この立地と内容で、この金額なら、
そりゃそうだろうとお得にさえ感じるはず。
そのくらい魅力的な物件だと思います。

こんなアトリエ兼住居を構えて
心地よく暮らす人生を、来世こそ私も！